宇津木監督、東京五輪金メダルのキーマンに上野投手を指名

 2020年東京五輪まで指揮を執ることが決まったソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督(53)が21日、都内で記者会見し、「東京五輪で金メダルを獲得できるチーム作りに覚悟を持って臨んでいきたい」と抱負を述べた。

 ソフトボールは日本が金メダルを獲得した北京五輪を最後に2大会連続で実施種目から除外された。「8年間のブランクによって五輪がどんなものか、知らない選手が増えている」と指摘した。

 金メダル獲得のキーマンとして北京五輪でエースとして活躍した上野由岐子投手(34)を指名。「今でも進化できるという点で世界でも一流の選手。413球投げて感動を与えた北京五輪のように、エースとして投げる姿を東京でもう一度見たい。上野がいる中で若手投手を育てていきたい」と4年後の活躍を期待した。

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