シンクロ乾・中村ペア初陣V 結成1カ月でも「よく泳いだ」 井村監督も手応え

 「水泳・アジア選手権」(18日、東京辰巳国際水泳場)

 シンクロナイズドスイミング、デュエットのテクニカルルーティン(TR)は、リオデジャネイロ五輪銅メダルの乾友紀子(25)と、新しくペアを組んだ中村麻衣(27)=ともに井村シンクロク=が90・3333点で優勝した。競泳の女子50メートル自由形は、16歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が24秒90の大会新記録で優勝し、同50メートルバタフライも25秒74の大会新記録で制した。

 乾・中村組が初陣を飾った。ペアを組んで1カ月だが、ジュニア時代から同じ井村シンクロクラブで泳いできただけに息の合った演技を披露。井村監督は「1カ月の準備で、よく泳いだ」と称賛した。リオ五輪と同じ構成で臨んだが、指揮官は「2人には簡単すぎる。もっと複雑なものにできる」と手応えを口にした。

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