ラグビー元代表監督 平尾氏、胆管細胞がんだった 親族公表「幸せな人生」

 ラグビーの元日本代表監督で20日に53歳で亡くなった平尾誠二氏の親族が25日、日本ラグビー協会を通じ、同氏が昨秋から胆管細胞がんによる闘病生活を送っていたことを明らかにした。家族に見守られて息を引き取り、23日に家族葬が営まれた。これまで親族の意向により、詳しい病名は非公表だった。

 親族は「平尾誠二を応援してくださった皆さまへ」と題したコメントを発表。19年W杯日本大会まで3年を切った時期での死去に「大会の成功と日本代表の勝利は平尾の夢でした。見届けることができず、本人はさぞや無念であったことと存じます」と記した。

 早すぎる死を惜しむ多くのファンの声に対しても「平尾誠二は皆さまに支えられて、最期まで幸せな人生を送ることができました」と感謝の言葉をつづった。

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