2020年東京五輪・パラリンピックの開催費用を検証している都の調査チームは20日、ボート、カヌー・スプリント会場の見直しについて、都内の臨海部に建設する現行計画の「海の森水上競技場」と、宮城県登米市の長沼ボート場に絞り込んで検討していると明らかにした。
埼玉県が誘致に意欲を示している同県戸田市の「彩湖」は、治水機能を持つ調整池の役割を果たしているなどとして、選択肢に入らないとの見解を示した。
また大会後に撤去する都内の仮設施設について、都が1千億~1500億円を負担することを検討していることも明らかにした。