【リオデジャネイロ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長はリオデジャネイロ五輪の閉会式前日の20日、メインプレスセンターで大会を総括する記者会見を行い、南米初開催となった五輪について「象徴的な、記憶に残る大会になった。厳しい社会問題を抱える中でもスポーツを通して連帯と結束の力を示した」と評価した。
バッハ会長は陸上のボルト選手や競泳のフェルプス選手らとともに、4連覇を果たしたレスリングの伊調馨選手に言及し「格闘技を知っていればいかに大変なことか分かると思う」と称賛。4年後の東京五輪に向け「東京らしい素晴らしい大会を開催してほしい」と望んだ。