カヌー、ベラルーシなど五輪禁止 薬物問題拡大

 【ロンドン共同】国際カヌー連盟(ICF)は16日、組織的なドーピングがあったためベラルーシ、ルーマニアのスプリントチームに1年間の資格停止処分を科したと発表した。両チームはリオデジャネイロ五輪の参加を禁じられる。薬物問題は五輪開幕を目前に控え、ロシアの陸上や重量挙げから拡大する形になった。

 2012年ロンドン五輪のスプリントで複数のメダルを獲得したベラルーシは男子5選手の違反が発覚した。今年初めのフランス合宿中に使用し、ドーピングで刑事罰も科される同国の警察などが動いている。

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