【ニューヨーク共同】ジャマイカ・オリンピック委員会は11日、陸上男子100メートル、200メートルの世界記録保持者で、太もも裏を痛めていたウサイン・ボルトをリオデジャネイロ五輪代表に選出したと明らかにした。ロイター通信が伝えた。
リオ五輪で3大会連続個人種目2冠を狙うボルトは、五輪代表選考会を兼ねたジャマイカ選手権の100メートル決勝を脚の故障で棄権、200メートルも欠場した。ジャマイカ陸連の基準では、同選手権の上位3人が原則的に代表に決まるが、実績ある選手がけがで棄権した場合は救済できる条項があり、ボルトに適用された。