「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~芦ノ湖駐車場=5区間)
青学大は1区から5区まで先頭を譲らない完璧なレースを展開し、5時間25分55秒で2年連続2度目の往路優勝を果たし、総合2連覇へ弾みをつけた。
青学大の層の厚さを示したのが、3区を歴代5位の好タイムで区間賞を取った秋山雄飛(3年)だ。箱根駅伝初出場だったが、堂々たる走りで駒大の中谷、東洋大の服部弾という各校のエース格を“完封”した。「これまで歯がゆい思いをしてきたので、うれしい」。補欠から滑り込んだ舞台。原監督から「秋山隊長」と呼ばれる愛されキャラも、往路完全優勝を支えた。