イケメン松井の3トライで同大競り勝つ

 「関西大学ラグビー、同大29-27関学大」(14日、神戸ユニバー記念競技場)

 第6節4試合が行われ、7人制ラグビー日本代表としてリオデジャネイロ五輪出場権獲得に貢献したWTB松井千士(3年)が先発した同大は、昨季覇者の関学大と対戦し、29-27で競り勝った。同大はこれで5勝1敗。最終節の12月5日に西京極で行われる天理大(6勝)との直接対決の勝者が優勝となる。

 桜のジャージーから伝統の“紺グレ”に着替えてもその輝きは健在だった。悪天候の中、同大の松井が圧巻の3トライ。マンオブザマッチにも選ばれた。

 前半3分、敵陣10メートルまで攻め上がると、最後は右サイドで待ち構える松井がゴール右隅に飛び込み、トライ。その後も長い脚をフル稼働し、快足を見せつけた。山神監督は「やっぱり存在感は大きい」。攻守両面での貢献度を評価した。

 リオ五輪アジア予選では、計9トライで大会トライ王にも輝いた。15人制が作ったラグビーブームの中、セブンズのトライゲッターの注目度は、端正な顔つきと抜群のスタイルも相まって加速。「プレッシャーもあった。でも、みんなと試合をするのが楽しみだったので。自信につながった試合になった」とはにかんだ。

 21歳の誕生日だった11日にチームに合流したばかり。天理大との頂上決戦までに連係を深めることが課題だ。「関西2位では、日本一にはなれない」と松井。高みを目指すイケメンランナーの勢いは止まらない。

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