南ア逆転4強「日本戦から多く学んだ」

 「ラグビーW杯・準々決勝、南アフリカ23-19ウェールズ」(17日、ロンドン)

 準々決勝2試合が行われ、過去2度W杯制覇の南アフリカと史上初の2連覇を狙うニュージーランドが4強入りした。両チームは24日の準決勝で対戦する。日本には敗れたが、1次リーグB組を首位通過した南アフリカは18-19で迎えた後半35分にSHデュプレアが決勝のトライを奪い、で前回大会4位のウェールズに逆転勝ち。ニュージーランドは9トライを挙げて62-13でフランスに圧勝した。

 起死回生の逆転トライだった。日本戦の歴史的敗北から立ち直った南アフリカは1点を追う後半35分、33歳のSHデュプレア主将が巧みな戦術眼で窮地を救った。ゴール前のスクラム。「狙い通りのおとり作戦が成功した」と左サイドを突いたナンバー8のフェルミューレンから背中越しの好パスを受けると、ウェールズの堅守をこじ開けて左隅へ飛び込んだ。

 前半からハイパント攻撃や厳しいタックルに手を焼き、終了間際にDGを決められて12-13と重苦しい展開。2007年大会で世界一に貢献し、日本のトップリーグ、サントリーでプレーする名手は「前回8強で敗れた試合が頭をよぎった」と言う。それでも冷静な状況判断は健在だった。「相手の足が止まる終盤にとどめの一撃を狙える」と懸命に仲間を鼓舞。この日チーム唯一のトライが決勝点になった。

 今大会中に負傷で離脱したデビリアスに代わり、新主将に指名したマイヤー監督は「常に勇敢で戦術の天才だ」と喜色満面で称賛。3度目の制覇へ一歩前進し、チームの手綱をさばくデュプレアは「日本戦の悪夢から多くを学んだ。1試合ずつ成長している」と誇らしげに笑った。

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