フルコンタクト空手2ルール化を推進

 全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)は16日、都内で会見を行い、2020年東京五輪での空手の種目化に向け、ノンコンタクト(寸止め)だけでなくフルコンタクト(直接打撃制)との2ルール化を推進することを正式に表明した。

 空手の五輪種目化に向けてはノンコンタクトルールを採用する全日本空手道連盟(全空連)が主導してきたが、「寸止め」のみでの種目化にあらためて“待った”をかけた。

 JFKOの緑健児理事長は「レスリングにフリースタイルとグレコローマンがあるように、空手も2つのルールを認めてほしい」と主張。競技人口の多さ、激しい打撃戦による競技性の高さ、安全性などをアピールした。

 東京五輪の組織委員会が6月22日までに行う書類選考を前に、再度、全空連に話し合いを申し込み、2ルール採用に向けた要望書を提出する方針を示した。

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