存在感示した塚原 桐生と同じ2位タイ

 「織田記念国際陸上」(19日、Eスタ)

 男子100メートル決勝が行われ、日本人初の公認条件での9秒台の期待が懸かった桐生祥秀(19)=東洋大=は、悪条件もあり、10秒40(向かい風0・2メートル)で2位に終わった。桐生と同タイムの2位に、北京五輪代表の塚原直貴(29)=富士通=が入った。

 2008年北京五輪代表の29歳、塚原が存在感を示した。桐生と同着で2位になり「3位以内を最低目標にしていた。うれしい」と充実感に浸った。スタートで勢いよく飛び出し、中盤までトップを走った。「50メートルまでは評価できる。トップスピードに上がったところの安定感が今後の課題」と話した。

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