錦織“省エネ”8強「安定してきた」

 「テニス・メキシコ・オープン」(25日、アカプルコ)

 男子シングルス2回戦で世界ランキング5位の第1シード、錦織圭(25)=日清食品=は、世界61位の盧彦勲(31)=台湾=に6-1、6-3で快勝した。1回戦に続くストレート勝ちでベスト8に進出。26日(日本時間27日)の準々決勝では世界33位の第5シード、アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。

 今季初優勝したメンフィス・オープンは4戦中3戦がフルセットの戦いだった。2週前には苦しみながら勝ち進んだ錦織が、見違えるようなテニスで2試合連続のストレート勝ち。この日は盧彦勲を約1時間で退けた。

 「1回戦(対アレハンドロ・ゴンサレス)よりいいプレーができた。サーブもストロークも安定してきた。自信になる」と手応えを隠さなかった。

 前日より風は弱まり、本来の攻撃的なプレーを序盤から展開した。不調だった第1サーブの確率は70%と安定。第1セットは1-1から5ゲームを続けて奪い、第2セットも2-3から4ゲームを連取。一気に攻め切る力強さも出てきた。「サーブから攻めるポイントも増えて余裕が出てきた。ストローク戦も焦らずできた」と満足そうに話した。

 今大会は決勝が土曜日に予定され、通常のツアー大会よりも日程が1日短い。最後まで勝ち残れば5日連続の試合となる。その点からも、ここまでの2戦を省エネで切り抜けたことは大きい。「体力的にはとても意味がある。しっかり睡眠をとって治療もしたい」とうなずき、後半戦に照準を合わせた。

 第1シードで臨む大会は今回が4度目。過去3大会は今季初優勝のメンフィス・オープンを含め全て優勝している。トップシードとしての連勝記録は「14」に伸びた。出場2大会連続優勝へ向けて今のところ、死角は見当たらない。

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