錦織ジョンソン戦 強力サーブを警戒
「全豪オープンテニス」(23日、メルボルン)
世界ランキング2位で男子シングルス第2シードのロジャー・フェデラー(33)=スイス=が3回戦で、世界ランク46位のアンドレアス・セッピ(イタリア)に4-6、6-7、6-4、6-7で敗れ、14年ぶりの3回戦敗退となった。世界ランク5位で第5シードの錦織圭(25)=日清食品=は4年連続のベスト16入りを懸け、24日にシングルス3回戦でスティーブ・ジョンソン(25)=米国=と対戦する。
錦織はこの日、会場で約1時間の練習を行った。ジョンソンとは誕生日が5日違うだけ。日本選手初となる4大大会Vを狙う錦織にとっては、188センチから繰り出される相手の強力サーブにどう対抗するかが鍵を握ることになる。
ジョンソンのプロ転向は2012年。昨年1月初めの世界ランキングは160位だったが現在は38位と進化している。2回戦では第30シードのサンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)にストレート勝ち。錦織は「サーブが良くて、どこからでも力強いフォアハンドを打ってくる」と警戒する。
対戦成績は錦織の2戦2勝。今季ツアー開幕戦のブリスベン国際では2回戦で当たり、6-4、7-5で押し切っている。ただし、それはあくまで過去のこと。「厳しい試合になると思う。しっかり準備したい」と油断せず、決意を新たにした。