羽生 3月世界選手権出場へ意欲

 フィギュアスケートのソチ五輪金メダリストで、昨年末に「尿膜管遺残症」と診断されて腹部の手術を受けた羽生結弦(20)=ANA=が8日、日本スポーツ賞の大賞受賞でコメントを発表し、3月の世界選手権(上海)では「今できる演技をしっかりしたい」と出場に意欲を示した。

 羽生はこの日、都内で行われた表彰式を欠席。コメントによると現在も入院中で「術後は徐々に回復しているが、今は焦らず治療に専念したいと思っている。練習はできないが、これも一つの幸運だと思い、次の一歩のための有意義な時間にしていきたい」と述べた。

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