加藤が銅 種目別平行棒で初の表彰台

 「体操世界選手権」(12日、南寧)

 種目別決勝が行われ、平行棒は加藤凌平(21)=順大=が15・666点で銅メダルだった。

 加藤が種目別平行棒で初めて表彰台に立った。平行棒の名選手で日本代表コーチでもある父の裕之氏から、種目名の「平」の1文字と、「自分を凌駕(りょうが)する子になってくれたら」との願いを込められ命名された。「父を超えたか分からないが、胸を張ってメダルを取れてうれしい」という凌平に、父は「勝負強いところはDNAかな」と目を細めた。

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