快挙から一夜、錦織は準決勝へ軽め調整

 テニスの全米オープン男子シングルスで、日本勢として96年ぶりの4強入りを果たした世界ランク11位の第10シード、錦織圭(24)=日清食品=が準々決勝から一夜明けた4日、ニューヨークの会場で軽めに調整した。6日(日本時間7日)に行われる同1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(27)=セルビア=との準決勝に備えた。

 2試合連続で4時間を超える激戦にも疲れを見せず、1時間ほど汗を流した。練習コートのスタンドには一目見ようと数十人の観客が訪れ、練習後にファンのサインの求めに応じた。

 四大大会7度の優勝を誇り、11年に全米オープンを制したジョコビッチとの対戦成績は1勝1敗。男女を通じて日本選手で四大大会史上初の決勝進出を目指す錦織を指導するマイケル・チャン氏(42)は「圭も2日間でしっかり休養が取れるし、相手は世界一の選手だが、いい試合になるだろう」と語った。

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