錦織の両親も熱戦見守る「感動した」

 「全米OPテニス」(3日、ニューヨーク)

 男子シングルス準々決勝で、世界ランク11位の第10シード、錦織圭(24)=日清食品=が、全豪覇者で同4位の第3シード、スタニスラス・ワウリンカ(スイス)をフルセットで破り、1918年の熊谷一弥以来、日本勢で96年ぶりの準決勝に進んだ。

 錦織の両親も熱戦を見守った。13歳で島根県松江市から米国へ送り出して11年。父清志さん(58)は「この舞台を目指していたとはいえ簡単にはいかない世界。けがもあり、ここまで長かったと言えば長かった」と振り返れば、母恵理さん(54)は「感動する。トレーナーが大丈夫と言っていたので、体の心配はしていなかった」と目を細めていた。

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