愛が快勝で国内復帰「連覇を目指す」

 「荻村杯ジャパンOP・第3日」(20日、横浜文化体育館)

 女子シングルスの昨年覇者で左足小指の疲労骨折から復帰して国内初戦に臨んだ福原愛(25)=ANA=は1回戦でロシア選手に4‐0で快勝し、2回戦に進んだ。石川佳純(21)=全農=は韓国選手を4‐1で下したが、13歳の伊藤美誠(スターツ)と15歳の加藤美優(エリートアカデミー)は敗れた。男子シングルス1回戦は2年ぶりの優勝を目指す水谷隼(DIOジャパン)や丹羽孝希(明大)が順当に勝ち上がったが、昨年優勝の塩野真人(東京アート)と松平健太(ホリプロ)が敗れる波乱があった。

 先週の韓国オープンで5カ月ぶりに復帰し、国内初戦に挑んだ福原の動きは完調から遠かったが、格下のロシア選手に1ゲームも与えなかった。久々に明るい表情が戻り「出場するからには2連覇を目指すし、今できることを精いっぱい出そうと思った」と話した。

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