アマチュアスポーツの振興と技術、記録の向上に尽くし、功績のあった選手、指導者に贈られるデイリースポーツ制定「２０１３年度ホワイトベア・スポーツ賞」の表彰式が８日、東京都千代田区の第一ホテル東京アネックスで行われた。

　１９６１年に制定されて今回の表彰が５３回目。受賞者はスキージャンプのワールドカップで１２‐１３年シーズンに日本人初の個人総合優勝、１３‐１４年シーズンも制覇した高梨沙羅（クラレ）、昨年１０月の体操世界選手権男子床運動で日本人最年少金メダリストとなった白井健三（神奈川・岸根高）、昨年４月の陸上織田記念国際男子百メートル予選で１０秒０１をマークし、日本人初の９秒台突入の可能性を大きく広げた桐生祥秀（東洋大）、２０２０年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会プレゼンテーターとして五輪招致実現に貢献した特別賞の佐藤真海（サントリー）。式典では沼田伸彦デイリースポーツ代表取締役社長から奨励金、表彰盾、記念品がそれぞれ贈られた。