沙羅、新1年生にランドセル寄贈

 ノルディックスキーW杯ジャンプ女子で個人総合2連覇を決めた高梨沙羅(17)が26日、大阪府庁を訪れ、4月に小学校へ入学する母子家庭の子ども149人に、ランドセルを寄贈した。松井一郎知事が「(私を)背負って飛んでもらいたい」と冗談を言うと、高梨は「最初は怖かったが、飛んでみるとやみつきになる」と、知事を誘った。

 ランドセル寄贈は今回が初めて。高梨が所属契約を結ぶクラレなどによると、13~14年シーズンの大会で獲得した賞金の一部を社会貢献に役立てたいと希望。同社創業者とゆかりのある府内での寄贈を決めたという。府は感謝状を贈呈した。

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