おすすめのネット証券ランキング10選!取扱商品から手数料まで比較して紹介

ネット証券でおすすめの証券会社10選をランキング形式で紹介していきます。

選ぶネット証券によって手数料や提供しているサービスが異なるため、便利に取引をするには自分に合う証券会社を選ばなければいけません。

ネットでの株式投資が初めての初心者にも人気の証券会社を厳選したので、自分にピッタリの証券会社を見つける際の参考にしてみてください。

目次

ネット証券おすすめランキング10選!取扱商品や手数料を一覧で比較

ネット証券のおすすめ10社をランキング形式で紹介していきます。

取扱商品の数や手数料、スマホアプリの有無などを比較した一覧表を作成したので、口座開設するときの参考にしてみてください。

証券会社 1位:GMOクリック証券 2位:松井証券 3位:SBI証券 4位:楽天証券 5位:LINE証券 6位:マネックス証券 7位:SMBC日興証券 8位:DMM株 9位:auカブコム証券 10位:SBIネオトレード証券
証券会社
GMOクリック証券のロゴ
松井証券のロゴ
SBI証券のロゴ
楽天証券のロゴ
LINE証券のロゴ
マネックス証券のロゴ
SMBC日興証券のロゴ
DMM株のロゴ
auカブコム証券のロゴ
SBIネオトレード証券のロゴ
手数料(取引ごと) 5万円まで:50円
10万円まで:90円
20万円まで:100円
50万円まで:160円
100万円まで:460円
5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
10万円まで:137円
20万円まで:198円
30万円まで:275円
50万円まで:440円
100万円まで:880円
5万円まで:55円
10万円まで:88円
20万円まで:106円
50万円まで:198円
100万円まで:374円
5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
5万円まで:50円
10万円まで:88円
20万円まで:100円
50万円まで:198円
100万円まで:374円
手数料(定額) 100万円まで:無料
200万円まで:1,238円
300万円まで:1,691円
50万円まで:無料
100万円まで:1,100円
200万円まで:2,200円
300万円まで:3,300円
100万円まで:無料
200万円まで:1,238円
300万円まで:1,691円
100万円まで:無料
200万円まで:2,200円
300万円まで:3,300円
100万円まで:550円
200万円まで:2,750円
300万円まで:2,750円
100万円まで:無料
200万円まで:2,200円
300万円まで:3,300円
100万円まで:無料
150万円まで:880円
200万円まで:1,100円
300万円まで:1,540円
年齢による手数料の優遇 25歳以下は現物取引の手数料無料 25歳以下は国内株式現物手数料が0円 25歳以下は現物取引手数料が
キャッシュバックされ実質0円
25歳以下は現物株式手数料無料
単元未満株
※売却のみ可能

※売却のみ可能

※売却のみ可能
外国株 1ヶ国 9ヶ国 6ヶ国 2ヶ国 2ヶ国 1ヶ国 1ヶ国
投資信託の銘柄数 133 1,634 2,705 2,650 30 1,278 183 1,587 10
NISA
※一般NISAのみ

※一般NISAのみ
iDeCo
口座開設までの最短日数 2営業日後 即日 翌営業日 翌営業日 翌営業日 翌営業日 即日 即日 翌営業日 1週間程度
スマホアプリの有無
ポイント投資
※松井証券株独自のポイントあり

※マネックス証券独自のポイントあり

※DMM株独自のポイントあり
IPO実績 1件(2020年) 50件(2022年3月通期) 117件(2022年3月通期) 74件(2021年) 11件(2021年) 72件(2021年) 76件(2022年3月通期) 5件(2021年) 42件(2021年) 20件(2021年)

※2022年9月時点
※楽天証券は2023年10月1日より、手数料コースを「ゼロコース」に設定で手数料無料

1位:初心者から上級者まで使いやすいGMOクリック証券

GMOクリック証券の公式キャプチャ

公式サイト https://www.click-sec.com/
手数料(取引ごと) 5万円まで:50円
10万円まで:90円
20万円まで:100円
50万円まで:160円
100万円まで:460円
手数料(定額) 100万円まで:無料
200万円まで:1,238円
300万円まで:1,691円
年齢による手数料の優遇
単元未満株
※売却のみ可能
外国株
投資信託の銘柄数 133
NISA
※一般NISAのみ
iDeCo
口座開設までの最短日数 2営業日後
スマホアプリの有無
ポイント投資
IPO実績 1件(2020年)

GMOクリック証券は手数料が安く、初心者から上級者まで使いやすくおすすめのネット証券です。

パソコンやスマホはもちろん、iPadにも対応した便利なツールもあり、好みのデバイスで取引できます。

チャートからすぐに取引できるボタンがあり、注文がスムーズです。

気になる銘柄のチャートや新着ニュースなど、欲しい情報をまとめて表示できる新機能「ブラウジングモード」も搭載。

短時間で複数の銘柄の状況が確認できて便利です。

FX取引をする場合は24時間無料でフリーダイヤルやメールによるサポートが受けられるので、初心者にもおすすめのネット証券です。

2位:サポート体制が充実していて25歳以下に特におすすめの松井証券

松井証券の公式キャプチャ

公式サイト https://www.matsui.co.jp/
手数料(取引ごと)
手数料(定額) 50万円まで:無料
100万円まで:1,100円
200万円まで:2,200円
300万円まで:3,300円
年齢による手数料の優遇 25歳以下は現物取引の手数料無料
単元未満株
※売却のみ可能
外国株 1ヶ国
投資信託の銘柄数 1,634
NISA
iDeCo
口座開設までの最短日数 即日
スマホアプリの有無
ポイント投資
※松井証券株独自のポイントあり
IPO実績 50件(2022年3月通期)

松井証券はサポート体制が充実している、25歳以下に特におすすめのネット証券です。

疑問がある場合に自分で調べやすいよう、利用の手引きやサポート動画を用意。

電話や公式サイトからの問い合わせも受け付けています。

リモートサポートではインターネットを通じて利用者のパソコン画面を共有しながら、操作方法を説明。

わかりやすいサポートが受けられます。

25歳以下の人は現物取引の手数料無料がかからず、お得な取引が可能です。

手数料が定額制でわかりやすいので、投資が初めての人にもおすすめできます。

ツールにもこだわりがあり、スマホ向けアプリはシンプルで操作しやすい画面になっています。

銘柄の検索や情報収集にもアプリが活用できるので手軽です。

3位:手数料が安く取扱商品も多いSBI証券

SBI証券の公式キャプチャ

手数料(取引ごと) 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
手数料(定額) 100万円まで:無料
200万円まで:1,238円
300万円まで:1,691円
年齢による手数料の優遇 25歳以下は国内株式現物手数料が0円
単元未満株
外国株 9ヶ国
投資信託の銘柄数 2,705
NISA
iDeCo
口座開設までの最短日数 翌営業日
スマホアプリの有無
ポイント投資
IPO実績 117件(2022年3月通期)

SBI証券は手数料が安いネット証券で、1日定額制プランの手数料が特にお得です。

取扱商品も多く、株式投資はもちろん債券や金・銀・プラチナまで取り扱っています。

外国株は主要ネット証券の中でも多い9ヶ国の取り扱いがあるなど、豊富な商品から投資先を選べます。

スマホアプリでも豊富な情報が得られて、直感的な操作で手軽に取引可能です。

TポイントやPontaポイントが投資に使えるのも特徴。

通常100株単位でしか購入できない株が1株から買える単元未満株や、100円から始められる投資信託もあり、少額投資をしたい人におすすめです。

レポートやセミナーなど豊富な情報も得られて、株式投資が初めてでも経験が積みやすい証券会社。

サポート体制も整っていて、SBI証券Webサイトの画面を共有しながら相談に乗ってもらえるサービスもあります。

4位:ポイント投資で投資が学べる楽天ユーザーにおすすめの楽天証券

楽天証券の公式キャプチャ

ゼロコース 0円(無料)
※適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要
手数料(取引ごと) 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
手数料(定額) 100万円まで:無料
200万円まで:2,200円
300万円まで:3,300円
年齢による手数料の優遇
単元未満株
外国株 6ヶ国
投資信託の銘柄数 2,650
NISA
iDeCo
口座開設までの最短日数 翌営業日
スマホアプリの有無
ポイント投資
IPO実績 74件(2021年)

楽天証券は楽天ユーザーが特に便利に使える証券会社で、楽天ポイントを活用できるのが特徴。

楽天ポイントで株式投資や投資信託の購入ができるため、実際に運用しながら株式投資を学べます。

楽天ポイントで投資信託を購入すれば、楽天市場でのポイント倍率がアップする特典が利用可能です。

証券会社としての使い勝手もよく、取引ツールのわかりやすさに定評があります。

利用者の80%が投資経験のない人なので、初心者も安心して利用できる証券会社だと言えるでしょう。

楽天証券オリジナルの動画レポート配信や決算・経済カレンダーの提供など、情報も豊富。

AIチャットやオペレーターとのチャットで気軽に質問ができるのも便利です。

楽天銀行の口座と連携させると、楽天銀行普通預金口座の金利が引き上げられるなどの特典があるため、持っていない人は口座開設を検討しましょう。

5位:スマホで便利に取引したい人にぴったりのLINE証券

LINE証券の公式キャプチャ

手数料(取引ごと) 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
手数料(定額)
年齢による手数料の優遇
単元未満株
外国株
投資信託の銘柄数 30
NISA
iDeCo
口座開設までの最短日数 翌営業日
スマホアプリの有無
ポイント投資
IPO実績 11件(2021年)

LINE証券は、スマホで便利に取引したい人にぴったりのネット証券です。

コミュニケーションアプリLINEの関連サービスなので、LINEと連携した便利な機能が利用できるのが特徴。

公式アカウントで経済指標や急変動などの情報を受け取ったら、取引画面にアクセスして取引ができます。

取引ツールは使いやすさにこだわったシンプルで見やすいデザインで、取引もスムーズです。

LINEのAIチャットでの問い合わせや、問い合わせフォームでの質問の受付など、サポート体制も充実しています。

LINEポイントを利用した投資や、少額で購入できる単元未満株の取り扱いも可能で、気軽に投資したい人におすすめです。

海外株は購入できないため、海外株の購入を考えている人は別の証券会社と併用してもよいでしょう。

6位:米国株や中国株にも強いマネックス証券

マネックス証券の公式キャプチャ

手数料(取引ごと) 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
手数料(定額) 100万円まで:550円
200万円まで:2,750円
300万円まで:2,750円
年齢による手数料の優遇
単元未満株
外国株 2ヶ国
投資信託の銘柄数 1,278
NISA
iDeCo
口座開設までの最短日数 翌営業日
スマホアプリの有無
ポイント投資
※マネックス証券独自のポイントあり
IPO実績 72件(2021年)

マネックス証券は米国株や中国株に強みを持つネット証券です。

2ヶ国の銘柄を合わせると、6,000を超える銘柄の取り扱いがあります。

米国株は銘柄によっては手数料無料のケースもあってお得。

海外株の分析ツールも充実していて、NISAでの外国株の取引も可能です。

ポイント投資はできませんが、マネックス証券独自のポイントが付与され、付与されたポイントを他のポイントと交換したり株式投資の手数料に使ったりできます。

単元未満株の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料が0円で、手数料をキャッシュバックするプログラムも実施中です。

利用者のうち投資未経験者が約4割、投資経験者が約6割という配分なので、投資に慣れた頃に口座を開設してもよいでしょう。

スマホでもパソコンでも使いやすい充実したツールがあり、取引しやすくなっています。

7位:学びながら気になる株をすぐ購入できるSMBC日興証券

SMBC日興証券の公式キャプチャ

手数料(取引ごと) 10万円まで:137円
20万円まで:198円
30万円まで:275円
50万円まで:440円
100万円まで:880円
手数料(定額)
年齢による手数料の優遇
単元未満株
外国株 2ヶ国
投資信託の銘柄数 183
NISA
iDeCo
口座開設までの最短日数 即日
スマホアプリの有無
ポイント投資
IPO実績 76件(2022年3月通期)

SMBC日興証券は、学びながら気になる株をすぐ購入できるサービスが便利。

企業紹介の記事が配信されているので、気になる企業があれば記事から株を購入しましょう。

2,000本以上の記事が無料で配信され、100円から投資可能です。

記事を読むだけでdポイントが貯まるサービスもあるので、投資の勉強をしながら実践したい人におすすめです。

チャットやメール、電話での問い合わせにも対応していて、初心者でも安心して相談可能。

コンタクトセンターの対応がよいと評判なので、不安があればぜひ相談しましょう。

手数料はやや高めですが、提供されている情報量やサポート体制を考えると高すぎるとは言えません。

投資信託の積み立てプランなら手数料が無料のプランもあるので、手数料が心配な人は投資信託を選ぶ方法もおすすめです。

8位:ツールの使いやすさにこだわる人向けのDMM株

DMM株の公式キャプチャ

手数料(取引ごと) 5万円まで:55円
10万円まで:88円
20万円まで:106円
50万円まで:198円
100万円まで:374円
手数料(定額)
年齢による手数料の優遇 25歳以下は現物取引手数料がキャッシュバックされ実質0円
単元未満株
外国株 1ヶ国
投資信託の銘柄数
NISA
※一般NISAのみ
iDeCo
口座開設までの最短日数 即日
スマホアプリの有無
ポイント投資
※DMM株独自のポイントあり
IPO実績 5件(2021年)

DMM株はツールの使いやすさにこだわる人におすすめのネット証券です。

初心者向けにはやさしいインターフェースのPC取引ツールやアプリが用意され、取引しやすくなっています。

投資経験が豊富なユーザーには、高機能トレーディングツールを用意。

スマホアプリでもパソコンに匹敵する機能を利用できて、経験者にも便利です。

別々のツールを使わずに、国内株式と米国株式が取引できます。

口座開設は最短即日できて、すぐに株式投資を始めたい人にもぴったり。

取引ごとの手数料の安さにも定評があります。

手数料に対して1%の独自ポイントが付与され、付与されたポイントは取引への利用も出金も可能です。

DMM株ではつみたてNISAや投資信託の取り扱いがありません。

9位:充実したツールがおすすめのauカブコム証券

auカブコム証券の公式キャプチャ

手数料(取引ごと) 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
手数料(定額) 100万円まで:無料
200万円まで:2,200円
300万円まで:3,300円
年齢による手数料の優遇 25歳以下は現物株式手数料無料
単元未満株
外国株 1ヶ国
投資信託の銘柄数 1,587
NISA
iDeCo
口座開設までの最短日数 翌営業日
スマホアプリの有無
ポイント投資
IPO実績 42件(2021年)

auカブコム証券は、充実したツールが便利なネット証券です。

例えば高機能スクリーニング機能を持つ「カブナビ」には、以下のような機能があります。

  • 豊富な条件を設定してスクリーニングができる
  • 企業情報からチャートや財務をグラフ表示できる
  • 業界別の強弱がわかりやすいように色分けして表示される

スクリーニングとは、特定の条件を設定して希望の株を表示する機能です。

カブボードの自動更新版「カブボードフラッシュ」が利用できるなど、便利なツールを豊富に用意。

自分に必要なツールを選んで取引できます。

セミナーの開催や投資に役立つ情報を提供する「カブヨム」の配信など、幅広い情報が得られるのも特徴です。

Pontaポイントで単元未満株や投資信託が購入できるため、少額投資から始めたい人にもおすすめのネット証券です。

10位:手数料の安さに定評があるSBIネオトレード証券

SBIネオトレード証券の公式キャプチャ

手数料(取引ごと) 5万円まで:50円
10万円まで:88円
20万円まで:100円
50万円まで:198円
100万円まで:374円
手数料(定額) 100万円まで:無料
150万円まで:880円
200万円まで:1,100円
300万円まで:1,540円
年齢による手数料の優遇
単元未満株
※売却のみ可能
外国株
投資信託の銘柄数 10
NISA
iDeCo
口座開設までの最短日数 1週間程度
スマホアプリの有無
ポイント投資
IPO実績 20件(2021年)

SBIネオトレード証券は手数料の安さに定評があるネット証券で、取引ごとのプランでも定額プランでも数ない負担で取引できるのが特徴です。

定額プランの手数料の幅が細かく分けられていて手数料の節約も可能なので、できるだけ手数料を抑えて取引したい人におすすめです。

スマホアプリは、株だけではなくNISAや先物OP取引などすべてが一つで完了するオールインアプリ。

スワイプとタップで取引ができる仕組みで、操作性も高くなっています。

マーケット情報の提供もあり、スクリーニング機能の利用やニュースのチェックも可能です。

SBIネオトレード証券では外国株の取り扱いはありません。

ネット証券のおすすめを条件別に紹介!

株式投資の初心者や米国株をメインに投資したい人、手数料を抑えてお得に取引したい人など、おすすめの証券会社を条件別にまとめました。

希望の取引スタイルに合った証券会社を見つけましょう。

初心者にはわかりやすく利用者が多い証券会社がおすすめ

初心者におすすめのネット証券は、以下の通りです。

証券会社 特徴
LINE証券 ・シンプルに取引できる
・少額投資しやすい
・LINEと連携した機能が便利に使える
・取扱銘柄数が多すぎず選びやすい
SBI証券 ・100円から投資できる
・情報が豊富に得られる
・取り扱っている商品が多彩
松井証券 ・25歳以下なら手数料が無料になる
・サポートが手厚い

LINE証券はシンプルな取引ができる、慣れない人でも取り引きしやすいネット証券です。

単元未満株の取り扱いがあり、少額投資できる株式がランキング形式で探せるため、初心者が株式投資の勉強をするのにも向いています。

LINEで情報が届き、LINEから取引ツールに移動できる機能も便利です。

SBI証券は投資信託なら100円から積み立て可能で、初心者でも始めやすいのが特徴。

情報が豊富に得られ、株式投資に必要な知識を蓄えられます。

多彩な商品から選べるので、希望に合わせて投資を始められるでしょう。

松井証券は25歳以下なら手数料が無料になる証券会社で、若い世代の人が初めて投資をする際に手数料の心配がいりません。

創業100年の歴史を活かしたサポート体制にも定評があります。

若者には手軽に投資できる証券会社がおすすめ

若者が投資をするなら、手軽に投資ができる証券会社がおすすめです。

若者世代に人気のネット証券を紹介します。

証券会社 特徴
LINE証券 ・スマホで手軽に取引できる
・単元未満株の取り扱いがある
SBI証券 ・単元未満株の取り扱いがある
・ポイント投資ができる
・25歳以下なら国内株式現物手数料が0円になるプログラムがある
楽天証券 ポイント投資ができる

LINE証券は直感的ンでシンプルなデザインのツールが特徴で、スマホに慣れている若い世代の人におすすめ。

単元未満株の取り扱いもあり、少額投資にも対応可能です。

単元未満株とは本来100株単位で取引する株が、1株から購入できる商品。

1株分の資金があれば投資できるため、高額の投資ができない若者にぴったりです。

SBI証券も単元未満株を取り扱っていて、TポイントやPontaポイントが投資に使えます。

25歳以下なら国内株式現物手数料が0円になるプログラムがあるため、手数料の負担がありません。

楽天証券も楽天ポイントが投資に使えるため、投資の勉強に役立ててもよいでしょう。

お得に取引したい人には手数料が安い証券会社がおすすめ

お得に取引したい人は、手数料が安い以下の証券会社を選びましょう。

  • GMOクリック証券
  • SBIネオトレード証券
  • DMM株
  • SBI証券

GMOクリック証券とSBIネオトレード証券は、取引ごとの手数料も定額プランの手数料も安いネット証券です。

どちらがより安いかは、取引金額によって異なります。

DMM株は取引ごとの手数料が安いのが特徴。

定額プランはないので、ある程度まとまった金額の投資をする人にお得な証券会社です。

SBI証券は取引ごとのプランも低めな金額ですが、定額プランが特に安くなっています。

少額ずつ繰り返し取引をする人におすすめです。

米国株を買いたい人には外国株に強い証券会社がおすすめ

米国株を買いたい人には、外国株に強い以下の証券会社がおすすめです。

証券会社 特徴
マネックス証券 ・取扱銘柄数は5,000超
・米国株の手数料が安い
楽天証券 取扱銘柄数が4,500超
SBI証券 ・住信SBIネット銀行から外貨を出入金すると手数料無料
・豊富な情報提供
・取扱銘柄数は6,000超

マネックス証券は米国株の取扱銘柄数が5,000超と、豊富な商品から選べます。

手数料が安いのもポイントで、中には為替手数料が無料になる商品も。

楽天証券も4,500超の豊富な銘柄を取り扱っています。

2022年9月から制度の高いスクリーニング機能「米国株スーパースクリーナー」の提供も始まり、希望の株を見つけやすくなりました。

SBI証券は住信SBIネット銀行の口座を利用すると、外貨の出入金手数料が無料になりお得。

投資レポートや決算速報ニュースなど、米国株に関する豊富な情報の提供も受けられます。

早く取引したい人には最短当日取引が始められる証券会社がおすすめ

早く取引したい人には、最短当日取引が始められる以下の証券会社がおすすめです。

  • DMM株
  • SMBC日興証券
  • 松井証券

DMM株は「スマホでスピード本人確認」を利用すれば、最短即日取引を開始できます。

SMBC日興証券は、オンライン上で本人確認の手続きが完結する仕組みである「eKYC」を利用してスマホで口座開設をすれば、最短即日口座開設が可能です。

松井証券でも、「eKYC」を利用すれば休業日を除いて最短即日口座開設ができます。

最短当日取引を始めるには、スマホで本人確認を行うのが条件です。

方法によっては口座開設に時間がかかるので、最短で口座を開設する流れを確認した上で申し込みを始めましょう。

NISAを目的に投資をする人には取扱銘柄が多い証券会社がおすすめ

NISAを目的に投資をする人には、取扱銘柄が多い以下の証券会社がおすすめです。

今回は積み立てNISAの取扱銘柄で比較しました。

証券会社 取扱銘柄
楽天証券 182
auカブコム証券 159
マネックス証券 152

つみたてNISAは一定の要件を満たしている投資信託のみが対象です。

購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。(引用元:つみたてNISA│金融庁

一般NISAは国内株式や外国株式も制度の対象となるため、幅広い投資が可能です。

取り扱っている株式や投資信託の種類が多い証券会社を選べば、幅広い金融商品に投資できます。

iDeCoを目的に投資をするならサポート体制が整っている証券会社がおすすめ

iDeCoを目的に投資をするなら、サポート体制が整っている以下の証券会社を選びましょう。

iDeCoをメインに取引したい人におすすめの証券会社を紹介します。

証券会社 特徴
楽天証券 ・運営管理手数料が無料
・初心者でも迷いにくい厳選された32本のラインナップ
・操作が簡単な管理画面
マネックス証券 ・運営管理手数料が無料
・専用のロボアドバイザーが最適な運用プランを提案
・低コストの商品を中心にラインナップ
松井証券 ・運営管理手数料が無料
・低コストの商品を40種類厳選

楽天証券は運営管理手数料が無料で、お得にiDeCoが利用できます。

初心者でも迷わないように、商品ラインナップを32本に厳選。

操作が簡単な管理画面で、運用しやすいのが特徴です。

マネックス証券も運営管理手数料が無料で、iDeCoの口座開設者からの人気が高いネット証券。

iDeCo専用のロボアドバイザーが最適な運用プランを提案してくれるので、投資が不安な人でも始めやすいでしょう。

低コストの商品を中心にラインナップされているため、無理なく投資できます。

松井証券も運営管理手数料がかかりません。

低コストの商品が40本用意されているため、希望の商品を選べます。

投資信託を目的に投資をする人には投資信託の取扱数が多い証券会社がおすすめ

投資信託を目的に投資をする人は、投資信託の取扱数が多い以下のおすすめの証券会社を選びましょう。

証券会社 投資信託の取扱数
SBI証券 2,705件
楽天証券 2,650件
松井証券 1,634件
auカブコム証券 1,587件

取扱件数が多ければ、幅広い商品から投資したい商品を選べます。

投資信託の取扱数は証券会社によって大きく違うので、商品数を確認した上で口座を開設する証券会社を決めましょう。

便利に取引したい人には取引ツールが便利な証券会社がおすすめ

便利に取引したい人は、取引ツールが便利な以下の証券会社を選びましょう。

証券会社 特徴
auカブコム証券 ・自動売買機能が便利
・ツールが豊富
・グラフや色付けなどの工夫でわかりやすい表示
DMM株 ・難易度別に選べるツール
・1つのツールで国内株も米国株も売買可能
GMOクリック証券 ・簡易版と高機能ツールを提供
・アプリでパソコンと同等の取引が可能

auカブコム証券は9種類のツールが用意されていて、目的に応じて使用可能。

見やすさや目的の株の見つけやすさにもこだわっています。

DMM株のツールには初心者向けのツールと高機能なツールがあり、慣れていない人にも経験豊富なユーザーにもおすすめ。

1つの取引ツールで国内株式と米国株式が売買できる仕組みです。

GMOクリック証券のツールには簡易版と高機能ツールがあり、初心者でも上級者でも便利に使用できます。

アプリが充実しているのも特徴で、パソコンと同等の取引が可能です。

IPO株に挑戦したい人には当選しやすい証券会社がおすすめ

IPO株に挑戦したい人は、当選しやすい以下の証券会社を選びましょう。

証券会社 特徴
SMBC日興証券 IPO株の取扱数が豊富
SBI証券 ・IPO株の取扱数が豊富
・抽選に外れると貯まるチャレンジポイント
マネックス証券 抽選方式が完全平等

IPO株とは新規上場株式を意味する言葉で、証券取引所に新規で上場する株式です。

今後の成長が期待できる企業の株式で、保有していると将来的な値上がりが期待できます。

IPO株は抽選方式なので当選しやすい証券会社を選ばなければいけません。

SMBC日興証券はIPO株の取扱数が豊富で、数の多さから当選確率が上がるのが特徴。

抽選方法は申込者全員が同じ当選確率になる方式と、預け入れている資産に応じて当選確率が変わる方式が両方採用されています。

SBI証券もIPO株の取扱数が多い証券会社です。

抽選に外れるとIPOチャレンジポイントが貯まり、当選確率が上がる仕組みが整えられています。

マネックス証券は抽選方式が完全平等で預けている資金で確率が左右されないため、少額投資をしている人にぴったりです。

初心者の証券会社の選び方!比較するときの7つのポイント

証券会社を選ぶときは、これから紹介する7つのポイントを比較しましょう。

それぞれの比較ポイントも詳しく解説していきます。

  • 手数料が高すぎないネット証券を選ぶ
  • サポート体制が整っているネット証券を選ぶ
  • 希望する投資方法を元に選ぶ
  • 取扱商品を元に選ぶ
  • 情報量の多いネット証券を選ぶ
  • ツールの使いやすさで選ぶ
  • キャンペーンやポイントサービスで選ぶ

手数料が高すぎないネット証券を選ぶ

ネット証券を選ぶ際には、手数料に注目しましょう。

例えばSBIネオトレード証券で10万円以下の取引をした場合の手数料は88円ですが、岡三オンラインは108円です。

手数料が安い方が少ない負担で取引できます。

とはいえ手数料が安くても、利便性が高くなければ取引が上手くいきません。

10万円以下の取引をした場合の手数料が99円のSBI証券では、以下のような様々なサポートが受けられます。

  • はじめて取引をする人向けに銘柄の選び方を紹介
  • 公式サイトに初心者向けの「投資基礎口座」を掲載
  • 詳しい取引ガイドを準備
  • 豊富なセミナーレポートを提供
  • 必要な情報を選んで受け取れるメールサービスの実施
  • セミナーの開催
  • 24時間利用可能なチャットサポートを提供
  • 平日8時から17時まで担当オペレーターによるチャットサポートが可能
  • Webを通してオペレーターのサポートが受けられる「リモートサポート」
  • 電話による問い合わせへの対応
  • 店舗での相談の受付

SBIネオトレード証券よりも手数料は高めですが、十分なサポートが受けられるので料金に対するサービスの水準がよいと言えます。

手数料の安さだけではなく、利便性も考えた上で納得できる手数料のネット証券を選びましょう。

サポート体制が整っているネット証券を選ぶ

ネット証券を選ぶ際には、サポート体制も確認しましょう。

利用できるサポートの例は、以下の通りです。

  • 操作ガイドを用意
  • Q&A形式で疑問を検索
  • メールで問い合わせ
  • AIによるチャットサービス
  • 担当者によるチャットサービス
  • 電話によるサポート
  • インターネットを通したリモートサポート

証券会社によって対応しているサポート方法は異なります。

例えばSBI証券では、利用者が見ているWebサイトの画面をオペレーターと共有しながら、電話で相談に乗ってくれるサービスがあります。

実際に画面を見ながらアドバイスが受けられるため、電話口での説明が苦手な人や的確なアドバイスが欲しいときにおすすめです。

希望する投資方法を元に選ぶ

ネット証券を選ぶときには、希望する投資方法に合う企業を選ぶのがおすすめです。

投資方法には以下のものがあります。

  • デイトレードを中心とした取引
  • 少額の投資で長期的に株を保有

デイトレードとは株の購入から売却まで1日で行う取引方法。

株価の変動が小さく、リスクが低い代わりに得られる利益も大きくないのが特徴です。

デイトレードでは何度も取引して利益を上げる必要があるため、手数料が安い証券会社を選ばなければいけません。

定額制のプランがある証券会社を選べば、手数料が節約できる可能性もあります。

少額の投資で長期的に運用して利益を上げるなら、投資信託が充実した証券会社や単元未満株のある証券会社を選びましょう。

取扱商品を元に選ぶ

希望する商品があるなら、取扱商品を元に選ぶ方法も。

ネット証券で購入できる商品には、以下のようなものがあります。

  • 国内株
  • 外国株
  • 単元未満株
  • IPO
  • NISA、つみたてNISA
  • iDeCo
  • 投資信託
  • FX

証券会社によっては取り扱いのない商品もあるため、希望する商品があるか確認した上で口座を開設する必要があります。

希望する商品の取扱数が多いところや、手数料が安いところを選べば取引しやすいでしょう。

情報量の多いネット証券を選ぶ

ネット証券を選ぶなら、情報量の多い企業を選びましょう。

株式投資は購入後に価値が上がるか下がるかわからないものに資金をかける金融商品なので、利益を上げるには可能な限り正確に株価の動きを予想する必要があります。

予想に正確性を持たせるなら、以下のような情報収集は欠かせません。

必要な知識 知識を得る方法
投資そのものに関する知識 ・証券会社の公式サイト
・日本証券業協会の公式サイト
経済の動向 ・ニュース
・新聞
・メールマガジン
・セミナー
銘柄に関する知識 ・会社四季報
・企業のIR情報
・企業の公式サイト

例えばSBI証券では、以下のような豊富な情報を提供しています。

  • レポートで豊富な情報を提供する
  • ニュースが読める
  • 経済指標がチェックできる
  • 投資について学べる動画が見られる
  • セミナーに参加できる
  • 店舗で専門家に相談に乗ってもらえる

多くの情報が提供されていれば、自分に必要な情報を選んで投資に役立てられます。

ツールの使いやすさで選ぶ

ネット証券を選ぶなら、ツールの使いやすさも重要です。

株式の取引はツールで行うため、使いにくいツールでは思ったように取引できません。

レイアウトの見やすさや操作性など、自分に合ったツールを提供している証券会社を選びましょう。

スマホで取引したい人は、アプリにも注目する必要があります。

パソコン版とアプリ版では機能が異なるケースもあるため、アプリで取引したい人はアプリの機能もチェックしましょう。

キャンペーンやポイントサービスで選ぶ

ネット証券を比較する際は、キャンペーンやポイントサービスに注目してもよいでしょう。

キャンペーンが実施されている時期に口座を開設すれば、お得です。

現金での投資が不安な場合は、ポイント投資ができる証券会社で口座を開設して、投資の練習をする方法もあります。

例えば楽天証券は、楽天ポイントによる投資信託の購入や株式投資が可能です。

楽天証券でポイント投資をすれば、楽天市場でのポイント倍率がアップするサービスも。

ポイントが投資に使えたりポイントが貯まったりする証券会社も多いので、普段貯めているポイントを活用したい人は対応しているポイントを元に証券会社を選びましょう。

ネットでの株式投資の始め方は?3ステップで初心者でも簡単

ネットでの株式投資の始め方は、以下の3ステップです。

3つのステップを踏めば初心者でも簡単に株式投資を始められます。

  1. 証券会社を選び証券口座を開設する
  2. 証券口座に必要な資金を入金する
  3. 希望の株式を選んで購入する

初心者でも簡単に始められます。

証券会社を選び証券口座を開設する

株式投資を始めるなら、まず口座を開設したい証券会社を選びましょう。

口座を開設したい証券会社が決まったら、証券会社ごとに決められた手順で口座を開設します。

証券会社によって多少の違いはありますが、ネット証券で口座を開設する大まかな流れは以下の通りです。

  1. 公式サイトの申し込みボタンから必要事項を入力して申し込む
  2. 本人確認書類を提出する
  3. 審査が実施される
  4. 審査に通れば口座の開設が完了する
  5. 初期設定をして利用できる状態にする

審査では主に以下のような点を見ています。

  • 申込者が反社会勢力ではないか
  • 申込者が金融関連の仕事をしていないか
  • 投資できる余裕があるか

金融関連の仕事をしていると一般の人よりも有利になりやすいため、申し込めないのが一般的です。

証券口座に必要な資金を入金する

口座を解説したら、証券口座に必要な資金を入金しましょう。

対応している入金方法の例は、以下の通りです。

  • 即時入金
  • 特定の口座との連携による入金
  • 振り込み

即時入金はインターネットバンキングを利用した入金方法で、証券会社ごとに定められた特定の金融機関しか利用できないのが一般的です。

グループ会社の金融機関と連携して、自動で入金できるサービスを提供している証券会社もあります。

振り込みによる入金ならどの金融機関でも対応できますが、残高が即時反映されない点に注意しましょう。

希望の株式を選んで購入する

取引に必要な資金を入金したら、希望の株式を選んで購入しましょう。

何を購入すればよいかわからない場合は、証券会社が提供している情報を参考にすると便利です。

希望する条件を元に検索するスクリーニング機能を利用すれば、好みの株を見つけやすいでしょう。

スクリーニング機能では、「業種」「投資金額」など様々な条件を設定可能。

自分が重視したい条件を複数設定して検索すれば、自分の希望に合う株が見つかります。

株式投資を始める人が知っておきたい知識

株式投資を始める人は、以下の知識を知っておくと便利です。

  • 投資が不安な初心者は投資信託を選ぶ方法もある
  • 証券会社の格付け一覧はあまり気にしなくてもよい
  • 潰れそうな証券会社を選んでしまっても預けたお金は戻ってくる
  • 証券口座は複数開設する方がよい
  • 証券口座を開設するならマイナンバーが必要
  • 株主優待は選ぶ証券会社に関わらずもらえる可能性がある

それぞれについて詳細を確認しましょう。

投資が不安な初心者は投資信託を選ぶ方法も

投資が不安な初心者は、投資信託を選ぶ方法もあります。

投資信託とは投資家からお金を集め、専門家が大きな資金として株式などに投資する商品です。

運用した結果利益が出れば、投資額に応じて投資家に配分されます。

投資先の選定や運用は専門家が行い、投資家が自分で判断する必要はりません。

少額からの投資も可能で、無理のない金額で始められます。

自分で判断するのが不安でも、高額の資金が用意できなくても、投資信託なら始めやすいでしょう。

証券会社の格付け一覧はあまり気にしなくてもよい

証券会社の格付け一覧は、あまり気にしなくてもよいでしょう。

証券会社の格付けとは企業の信用状態を確認できるサービスで、日本格付研究所が格付けを行っています。

格付けが高い証券会社は潰れる可能性の低い企業ですが、潰れる可能性の低さと利便性は関係ありません。

万が一利用している証券会社が潰れても預けたお金が返金される仕組みもあるため、格付けよりも使いやすさを重視して証券会社を選びましょう。

潰れそうな証券会社を選んでしまっても預けたお金は戻ってくる

証券会社を利用しているうちに潰れる可能性もありますが、万が一潰れても預けたお金は戻ってきます。

証券会社は、法律で義務付けられている「分別管理制度」を厳格に守っています。
分別管理とは、証券会社が、お客さまからお預かりする資産(金銭や株式、債券などの有価証券)と、証券会社自身の財産とを厳格に分離し、管理することによって、お客さまの資産を保全することです。(引用元:日本投資者保護基金

分別管理制度が守られていれば、証券会社が潰れても利用者の資産に影響はありません。

利用者は預けている資産の返還を求められます。

預けたお金が返ってくる意味では、証券会社が潰れても問題ありません。

とはいえ新たに証券口座を開設するなど手間がかかるため、利便性の高さを考えて人気で潰れそうにないネット証券を選びましょう。

証券口座は複数開設する方がよい

以下の理由で、証券口座は1ヶ所だけ開設するよりも複数開設する方がおすすめです。

  • 目的に合わせて使い分けられる
  • システム障害が発生したときの対策になる
  • 証券会社が潰れたときのリスク回避にも役立つ

証券会社はそれぞれ強みを持っているため、目的に合わせて使い分けると便利。

例えばサポートが充実している松井証券で株式投資の勉強をしながら、少額投資に向いているLINE証券を併用するといった感じです。

1つの証券会社でシステム障害が発生しても、複数登録していれば別の証券会社で取引できます。

証券会社が潰れても分別管理制度によって預けたお金の返還請求は可能ですが、潰れた証券会社が法令違反をしている場合はお金が戻ってこないケースも。

法令違反で預けたお金が戻ってこない人には、1,000万円を限度として日本投資者保護基金が補償する仕組みがあります。

上限が決まっているため、1,000万円を超える金額を預けていると一部のお金が返ってきません。

1,000万円を超えるお金を預けるなら、念のために複数の証券口座を開設して1つの口座で1,000万円以下にすると安心です。

証券口座を開設するならマイナンバーが必要

証券口座を開設するなら、マイナンバーが必要です。

2016年1月1日より、新たに証券会社とお取引されるお客様は、口座開設時にマイナンバー(個人番号)を証券会社に提供していただく必要があります。(引用元:マイナンバーについて│日本証券業協会

マイナンバーを登録する目的は、以下の通りです。

  • 特定口座の取引で税金の計算や納付に使用する
  • 法律で定められている支払調書を税務署に提出する

特定口座で源泉ありにすると、証券会社が利用者の代わりに納税を行ってくれます。

法律によって支払調書の提出も義務付けられているため、マイナンバーの提出が必要です。

株主優待は選ぶ証券会社に関わらずもらえる可能性がある

株主優待は、選ぶ証券会社に関わらずもらえる可能性があります。

株主優待があるかどうかは、持っている株式によって決まる仕組みです。

株式を発行している企業が株主優待を実施していれば、どの証券会社で株を購入しても株主優待が受けられます。

株主優待が受けられないケースを確認しましょう。

  • 株式を発行している企業が株主優待を実施していない
  • 保有している株の数が足りない

株式を発行している企業が株主優待を実施していなければ、受け取れません。

多くの企業で株主優待は100株以上株を保有している人が対象となるため、単元未満株を保有している場合は対象とならない場合も。

企業によっては1株以上保有している人を対象として株主優待が実施されているため、単元未満株を購入する場合は条件を確認しましょう。

ネット証券と有店舗型の証券会社を比較

ネット証券と有店舗型の証券会社の違いは、以下の通りです。

種類 ネット証券 有店舗型の証券会社
手数料 安い 高い
少額投資
取引のタイミング 好きなタイミングで取引可能 時間が限られる
担当者への相談

ネット証券の最大のメリットは、手数料の安さ。

手数料が高いと手数料分以上に利益を出さなければ、儲けられません。

初心者には手数料の安いネット証券がおすすめです。

ネット証券のメリット

ネット証券のメリットを確認しましょう。

  • 手数料が安い
  • 少額投資しやすい
  • 時間を気にせず取引できる

ネット証券のSBI証券では、20万円の取引をすると手数料が115円です。

店舗を持つ野村証券の場合、手数料が2,860円かかります。

手数料が高いと高額の利益を出さなければ手数料分が回収できず、少額投資には向きません。

ネット証券なら少額投資にも対応可能です。

店舗を持つ証券会社では担当者に依頼して取引をしますが、ネット証券なら自分のタイミングで取引できます。

ネット証券のデメリット

ネット証券のデメリットは、以下の通りです。

  • 担当者に相談できない
  • システムトラブルが起こる可能性もある

有店舗型の証券会社では担当者に相談しながら購入する銘柄や金額、投資の時期を決められます。

ネット証券ではすべて自分で決めなければいけません。

初心者がネット証券を利用するなら、少額投資から始めて知識を蓄え、金額を上げていくと成功しやすいでしょう。

ネット証券ではシステムトラブルが起こる可能性もあります。

複数の証券会社に口座を持っておくと、トラブルが起きたときも取引が可能です。

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