台湾まさか黒星発進 プレミア12王者が完封負け 負傷者続出→6日に日本戦

 「WBC東京プール presented by ディップ オーストラリア代表3-0台湾代表」(5日、東京ドーム)

 波乱の幕開けとなった。24年プレミア12王者の台湾が挑んだ“開幕戦”。結果は痛恨の完封を許し、まさかの黒星発進。曽豪駒監督は「責任は私にあります」と厳しい表情で背負い込んだ。

 打線が機能しなかった。先発のA・ウェルズに3回6三振など左投手3枚の相手にスコアボードに0を9個並べた。「打者が、どうしても十分に調子が上がらなかったのは事実」と唇をかむ。

 試合前に激震が走った。米大リーグ・タイガース所属の有望株で、代表では2番二塁の李灝宇が左脇腹の肉離れとみられる故障で代表離脱の可能性が浮上。六回には主将で3番の陳傑憲が左手に死球を受け負傷後退。左手人さし指の骨のヒビとみられ、指揮官は「詳しいことは明日判断します」と多くを語らなかった。

 24年プレミア12は決勝で日本を倒した。6日は大谷や山本らが君臨する侍ジャパンと対峙(たいじ)する。「日本のラインアップは間違いなく世界でもトップクラス。最高レベルの選手。同じ試合会場に立てば同等な選手。全力を尽くすだけ」と覚悟を示した。

 東京ドームには4万超の観客が詰めかけ台湾応援団の大音量の“美爆音”が響き、特設ステージでチアが鼓舞した。「応援してくださった台湾の皆さまに感謝を申し上げます」。主力の故障者続出という苦境に立たされたが、総力を挙げて前回WBC世界一の侍を倒す。

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