世界一に輝いたＷＢＣ日本代表・白井一幸ヘッドコーチが２６日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」に出演。大谷翔平投手の素顔を明かした。

　栗山監督が、大谷の性格について「あまのじゃく系の選手」などと語っていたことが話題に挙がると、白井ヘッドも同調。日本ハム時代も大谷とはコーチ、選手の間柄だったが「意外ですけど、これは親しくなるとまあまあ出してくる」とうなずいた。

　「あまのじゃく」の一面が分かるエピソードはあるか問われると「たくさんあります」と答え、今大会中のほほ笑ましいやり取りも披露。「彼が侍ジャパンに合流したとき、全選手、コーチに『大谷です。よろしくお願いします』と挨拶してくれるんです。わたしの前に来た瞬間、『誰でしたっけ？』と」とちゃめっ気ある一面を明かし、スタジオの笑いを誘った。

　栗山監督は帰国した２３日に出演したテレビ番組で大谷の性格について、「あまのじゃくなところがある」と言及。決勝登板について「行ってね、と言うと、『いやいや』と言うあまのじゃく系な選手なんで、一切言わなかったです。決勝まで」と明かしたうえで、「彼は、彼の形を二刀流含めて持っている。やりたいことをやり切れないことがストレスになる。それはわがままではなく、彼を生かすことは考えてやっていました」と語っている。