劇的結末 トラウト斬りの大谷翔平の高速スライダー 曲がり幅は43センチ記録 SNS驚嘆「パワプロやん」

 優勝し抱き合う大谷(中央)ら日本代表(撮影・吉澤敬太)
 米国を破って優勝を果たし、喜ぶ日本ナイン(共同)
 米国を破って優勝を果たし、トロフィーを掲げる大谷(共同)
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 「WBC決勝、日本代表3-2アメリカ代表」(21日、マイアミ)

 日本代表がアメリカ代表を下し、3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。

 大谷翔平が守護神として登板した九回二死で迎えたのは、エンゼルスの同僚でもある米国のトラウトだった。現地メディアによると、最後、空振り三振を奪ったスイーパー(高速スライダー)の曲がり幅は17インチ(約43センチ)と記録されたと報じた。

 米ESPNは「最高の投球は6球目。時速87マイルのスライダーで、内側のコーナーからストライクゾーンの外側で終わるスイーパー。世界最高峰のスライダーがトラウトの珍しい三振を誘った」とし、米国代表のMLB通算299本塁打を誇り、4番を務めたアレナドの「あのスライダーはエグい。素晴らしい投球だった。マイク・トラウトが打てなければ他の誰も打てない」とのコメントを紹介した。

 SNSでは「43センチって、パワプロやん」、「そりゃ打てませんわ」、「140キロで43センチ動くスライダーなんてあるのか」、「164キロと43センチ曲がるスライダー投げる大谷とかいう化け物」と、驚嘆の声が上がっていた。

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