大谷へ“故意死球”発言の韓国・高祐錫 首痛で緊急降板 強化試合オリックス戦

 8回、右肩のあたりをおさえ、降板となった高祐錫(撮影・吉澤敬太)
8回途中、降板する高祐錫(左)=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
 8回、不調を訴え緊急降板する高祐錫(撮影・吉澤敬太)
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 「強化試合、オリックス-韓国代表」(6日、京セラドーム大阪)

 第5回WBCに出場する韓国代表の高祐錫投手(コ・ウソク、24)が4点ビハインドの七回2死三塁からマウンドに上がったが、八回途中で首痛のため、途中降板した。

 相対したのは4番・石岡。初球から153キロの直球を投じるなど豪速球は健在。カウント1-1からスライダーで簡単に二ゴロに打ち取った。八回は先頭の内藤のバットを折ったが、二塁内野安打で出塁を許す。その後1死三塁から茶野の打席で2球目の直球を投じた時点で苦悶(くもん)の表情を浮かべ、計12球での交代となった。

 前日の日本メディアにも公開された前日練習で高祐錫は大勢の報道陣の前で取材に対応。「ファームの施設と聞いていたが、素晴らしい設備が整っていて、コンディションを整えるのにプラスになった。自分はマウンドに上がったら、降りろと言われるまでは投げる。任されたところでベストを尽くす」と意気込みを口にしていた。

 高祐錫は今年1月、韓国メディアのインタビューに「(大谷翔平に)投げるところがなければ、痛くないところにぶつけようかな」などと発言したとされ、これが“故意死球発言”として一部で波紋を呼んでいた。

 WBCでは韓国は9日のオーストラリア戦が初戦。10日に日本と対戦する。

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