大谷のライバル、ゲレロがWBC辞退 優勝候補ドミニカに激震 OP戦で右膝負傷 地元記者「正しい選択」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のドミニカ共和国代表の最終登録メンバーに入っていたブルージェイズの主砲、ブラディミール・ゲレロJr.内野手(23)が出場を辞退した。CBSスポーツなど、複数の米メディアが4日(日本時間5日)、球団発表として伝えたもの。同内野手は前日3日に出場したレイズとのオープン戦で走塁の際に右膝を負傷し、MRI検査の結果、構造上の損傷はなかったが、軽微な炎症が見つかったという。シュナイダー監督の「キャンプのこの時期は用心するに越したことはない」とのコメントを紹介した。

 16日に24歳になるゲレロは21年にリーグ1位のOPS1・002(出塁率・401、長打率・601)をマークし、エンゼルスの大谷らとし烈な本塁打王争いを繰り広げて48本塁打でタイトルを奪取。球宴にも初出場した。昨季は打撃タイトルこそなかったが、ゴールドグラブ賞を初めて受賞し、2年連続で球宴にも選出された。

 CBSスポーツは、ゲレロの代役として最終登録リストに入っているメジャー通算2639安打のカノのほか、カルロス・サンタナやミゲル・サノの招集の可能性を伝えた。

 ドミニカ共和国は13年の第3回大会に初優勝を飾っており、今大会では2大会ぶりの覇権奪回を狙う。先発陣に辞退者が相次いだが、メジャー屈指のリリーフ陣は盤石で、主要ブックメーカーの優勝オッズでは1番人気となるなど、世界一の最有力候補に挙がっている。

 USAトゥデー紙のナイチンゲール記者は「大きな損失」とする一方でカナダ・スポーツネットのニコルソンスミス記者は「理想とは程遠いが、この状況下では正しい選択だ」と、球団と選手本人の決断を支持した。

◆ドミニカ共和国代表の野手と昨季成績(GG=ゴールドグラブ賞、SS=シルバースラッガー賞)

▽捕手

ゲーリー・サンチェス(ツインズFA)打率・205、16本塁打、61打点/SS1回、球宴2回

フランシスコ・メヒア(レイズ)打率・242、6本塁打、31打点

▽内野

ロビンソン・カノ(ブレーブスFA)打率・150、1本塁打、4打点/GG2回、SS5回、球宴8回/メジャー17年通算2639安打、335本塁打

ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)打率・240、12本塁打、52打点/球宴1回

ジーン・セグラ(マーリンズ)打率・277、10本塁打、33打点、13盗塁

マニー・マチャド(パドレス)打率・298、32本塁打、102打点、100得点/GG2回、SS1回、球宴6回

ラファエル・デバース(レッドソックス)打率・295、27本塁打、88打点/SS1回、球宴2回

ジェレミー・ペーニャ(アストロズ)打率・253,22本塁打、63打点、11盗塁/GG1回

ワンダー・フランコ(レイズ)打率・277、6本塁打、33打点

ウィリー・アダメス(ブルワーズ)打率・249、24本塁打、77打点

▽外野手

フアン・ソト(パドレス)打率・242、27本塁打、62打点/首位打者1回、SS3回、球宴2回

フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)打率・284、28本塁打、75打点、25盗塁/新人王、SS1回、球宴1回

テオスカル・ヘルナンデス(マリナーズ)打率・267、25本塁打、77打点/SS2回、球宴1回

イーロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)打率・295、16本塁打、54打点

ネルソン・クルーズ(パドレス)打率・234、10本塁打、64打点/本塁打王1回、打点王1回、SS4回、球宴7回/メジャー18年通算2018安打、459本塁打

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