マー君無念23球降板「結果がすべて」

 「WBC・1次ラウンドA組、日本5‐3ブラジル」(2日、ヤフオク)

 チームの逆転勝利にも、田中(楽天)の表情は硬かった。「何も言える立場じゃない。結果が出てない中で初戦を任されて、意気に感じたんですけど、点を取られて。結果がすべて」。2回1失点。わずか23球での降板に、唇をかみしめた。

 2月17日の強化試合・広島戦、23日の壮行試合・豪州戦のいずれも初回に失点。この日も同じ失敗をしたことが歯がゆい。初回1死三塁、レジナットに148キロを左前へはじき返されて先制を許した。二回は無失点でしのいだものの2安打され、この回限りでマウンドを降りた。

 次なる登板に向け「気持ちを切り替えて準備するだけ」と前を向いたマー君。東尾総合投手コーチはローテ再編について「これから考える」とした。このまま調子が上がらなければ、先発から外れる可能性もある。

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