「ＷＢＣ壮行試合、日本３-２豪州」（２３日、京セラ）

　先発の田中将大投手（２４）＝楽天＝は３回２失点だった。

　米大リーグ、レッドソックスで環太平洋担当の国際スカウトも務めるオーストラリアのディーブル監督は、日本代表・田中の癖を見破っていたことを明かした。「４、５年前からずっと見ている。投げる前に球種が分かっていた」と豪語した。

　また、本戦への手応えも明言。元阪神の先発オクスプリングが２回を無安打無失点と好投し、「阪神時代から相対的に力を伸ばしている」と笑顔を見せた。

　勝ち上がれば２次ラウンドで日本と再戦する可能性もある。「攻撃は日本より優れていた。守備も同じレベル。次は勝てると思う」と話し、リベンジへ意欲を見せた。