キューバ首脳陣、敗戦なら総辞職覚悟
WBCキューバ代表のビクトル・メサ監督(53)が26日、米サンフランシスコでの決勝トーナメント進出へ不退転の決意を表明した。ほっともっとフィールド神戸での公式練習を終えた指揮官は「キューバ国民は負けを知らない。米国に行けなかったらカタストロフィー(破滅)。首脳陣は大変なことになる」とキッパリ。敗退なら総辞職覚悟の悲壮感を漂わせた。
この日は昨季キューバリーグMVPのA・デスパイネ、主砲アブレウらが柵越えを連発。順調な仕上がりをアピールした。27日の阪神との強化試合にはO・デスパイネを先発させることを明かしたメサ監督だが、1次ラウンドについては「作戦なので言えない。教えたらピンチになる」。国民の大きな期待を背負う戦いを前に、日増しに緊張感が高まっている。
