今村が侍セットアッパー!浩二監督指名

 WBC日本代表の山本浩二監督(66)が13日、宮崎県日南市で行われている古巣広島のキャンプを視察し、日本代表候補の広島・今村猛投手(21)をセットアッパーに指名した。ブルペンでの投球を見た指揮官は「セットアップ的に使いたい」と明言。候補選手の中で最年少の若武者は、指揮官の期待に応えるべく、勝利の方程式の一役を担う。日本代表候補は14日に宮崎に集結し、15日から合宿がスタートする。

 WBC日本代表の首脳陣が陣取っても気にもとめない。背番号「16」の球は、投球ごとにうなりを上げた。ブルペンでの主役は、今村だ。

 山本監督や東尾コーチらが熱視線を送る中でのブルペン入り。直球、スライダー、シュート、フォークの全球種、30球を投げ込んだ。

 抜群のキレをみせたのが直球だ。人さし指と中指からはじき出され、鋭いスピンがかけられた球。乾いた音色を奏でながら、勢いよくミットに吸い込まれた。

 12日の夜に発熱のため体調を崩したが、即座に回復した。投球を終えた21歳は「熱?38度くらい出たかな。でも大丈夫です。調整は順調だし、(ブルペンでの投球は)まあまあ良かった」と謙そんした。

 剛球で指揮官のハートを射止めた。1日の楽天から始まり、この日の広島が視察の最終日となったWBC首脳陣一行。山本監督は親しみのあるユニホームを着た後輩の投球に「直球も良かったし、今までの(代表候補選手の)中で一番良かったかな」と大絶賛。東尾コーチも「非常に力のある球を投げていた」と満面の笑みを浮かべた。

 指揮官は「コーチ陣と話をして決めるが、セットアップ的な使い方になると思う」と勝利の方程式の一員として起用することまで明言した。今村も大先輩の期待に応えるつもりだ。「(代表に選出されれば、チームが)勝つために投げたい」と意気込んだ。

 この日は全体練習後に“おかわり”し、再びブルペンへ移動。左打者対策として投げる、外角から曲がって来るスライダーを試すなど、80球を投げ込んだ。

 14日は紅白戦で1回を投げる予定。その後、15日からサンマリンスタジアム宮崎で始まる代表候補合宿に備え、宮崎入りする。「シーズン中と同じように投げる。球種も選びながら抑えることだけを考えたい」。気持ちを高ぶらせた右腕は、万全の状態で日の丸のユニホームに袖を通す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スコア速報

主要ニュース

ランキング(野球)

話題の写真ランキング

写真

デイリーおすすめアイテム

リアルタイムランキング

注目トピックス