【4月14日・立大-早大】立大・田中の“二面性”に注目

 「東京六大学、立大2-1早大」(14日、神宮球場)

 元阪神スカウト菊地俊幸氏の目にとまったのは立大・田中誠也投手(3年・大阪桐蔭)だ。同氏は7回1/3を1失点に抑え、今季初登板で初勝利を挙げた左腕の“二面性”に着目。「マウンドでは堂々と落ち着き払ったピッチングなんですけど、ベンチに帰るとヤジ将軍というかチームを鼓舞する両極端な印象を持てた」とプレー以外の振る舞いを高評価する。

 もちろん本業の投球も魅力十分。「変化球もキレとしっかりとした制球力を持っています」と昨春35季ぶりのリーグ優勝、59年ぶりの大学日本一の原動力になったエースを分析した。

 3年生ということで「まだまだ伸びしろもあると思いますので楽しみにしたい」と来秋ドラフト候補として順調に成長することを期待した。

 ◆菊地敏幸(きくち・としゆき)1950年生まれ。法政二から芝浦工大を経てリッカー。ポジションは捕手。89年にスカウトとして阪神入団。藪、井川、鳥谷らを担当。13年限りで阪神を退団した。今年から「AbemaTV」で東京六大学野球リーグの解説を担当。

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