ソフトバンクがメッツからＦＡとなった松坂大輔投手（３４）と入団合意に達したことが２３日、分かった。今季の松坂はメジャーで先発９試合を含む３４試合に登板し、３勝３敗１セーブの防御率３・８９。

　今季終了後、親しい関係者に「一番先に声を掛けてくれて、自分を一番高く買ってくれるところにいくのがプロ」と話していた。松坂の日本球界復帰は、西武に在籍していた２００６年以来、９年ぶりとなる。

　ソフトバンクは４日、米大リーグ・メッツからＦＡとなっていた松坂大輔投手（３４）と契約したと発表した。３年総額１２億円プラス出来高の大型契約に加え、松坂がプロ入り時から愛着を持つ背番号「１８」で迎え入れる。

　ソフトバンク入団が決まった松坂大輔投手（３４）が５日、福岡市内のホテルで会見した。「みなさんから期待をされていると十分感じている。それに応えなくちゃいけないし、応える自信もあるので日本に戻ると決断した」

　９年ぶりの日本球界復帰だ。「強いて言えば（日本ハムの）大谷君の球は見てみたい。彼は打者としても優秀なので、対戦することも一つの楽しみ」。