松坂大輔がソフトバンク退団 右肩の痛みと闘った3年間
メジャーリーグのメッツからソフトバンクに入団した松坂大輔。3年総額12億円で迎えられたが、わずか1試合の登板に終わり、退団した。日本復帰後の3年間を振り返る。
公開日:2017.11.6
右肩付近不調を訴えリハビリに専念へ
右肩付近とみられる箇所の不調で4月15日・オリックス戦(ヤフオクドーム)先発を取りやめたソフトバンク・松坂大輔投手(36)は13日、筑後のファーム施設で練習を行わず、関東地方の施設で治療を受けた。
ソフトバンク松坂、関東の施設で治療 関係者は詳細明かさず
ソフトバンクの倉野投手統括コーチは4月21日、右肩付近の不調を訴えていた松坂について「リハビリ組になった。今のところ次の登板予定は決まっていない」と話した。
ソフトバンク松坂はリハビリ組に 右肩付近の不調で
契約満了し退団 「感謝の想いを伝えるのは1軍のマウンド」現役続行へ意欲
ソフトバンクは5日、松坂大輔投手(37)が今季限りで退団すると発表した。今季は、右肩の不調から1、2軍を通じて登板がなかった。球団からは支配下選手登録を外れた上で、コーチを務めながら復帰を目指すよう打診されたが、辞退したために退団が決まった。
ソフトバンク 松坂の退団発表「グラウンドで再会できることを信じて」
松坂は球団を通じ「期待に応えられず申し訳ありませんでした。できる事なら胸を張ってチームの歓喜の輪の中に入っていたかったです…(中略)感謝の想いを伝えるのは1軍のマウンドだと思っています。またいつかグラウンドでファンの皆さま、チームメートに再会できる事を信じて前を向き続けていきたいと思います」とコメントした。
ソフトバンク 松坂の退団発表「グラウンドで再会できることを信じて」
コーチ就任のオファーを断りソフトバンクを退団した松坂。高校時代から超人的な活躍でファンを魅了し続けた男が、何年も悩まされた右肩の痛みを克服し1軍で復活できれば大きな感動を呼ぶことでしょう。日米通算164勝を誇る右腕の決断を見守りましょう。