中村奨成&村上宗隆が1位指名!城島、谷繁など輩出した栄光の高校生捕手ドラ1

 今ドラフトで2人の高校生捕手がドラフト1位指名された。中村、村上はその確かな素質を伸ばせるか。過去には城島、谷繁、伊東のようなレジェンド級の捕手もいた。1980年以降の高卒ドラ1捕手をまとめた。

公開日:2017.11.6

 高2で春夏連覇を果たし、高校通算41本塁打。強気のリードと強肩も評価された。当時、鈴木球団本部長は「森君は規格外。打てる捕手はなかなか出てこない。迷いなく指名させていただいた」と語っていた。1年目に、高卒新人46年ぶりとなる3試合連続本塁打、2年目には17本塁打を放ち、確かな実力を見せつけた。

【2010年・ソフトバンク1位】習志野・山下斐紹

習志野高時代の山下斐紹

 【2010年7月22日デイリースポーツ紙面より】習志野・山下斐紹(3年)は三回2死三塁の場面でダメ押し2ラン。守備でも魅せた。三回、無死二塁の場面で投前バントに猛ダッシュ。ボールをつかむと、三塁へ矢のような送球で進塁を阻んだ。二塁送球1秒79とプロでもトップレベルの鉄砲肩を前に、盗塁の企図さえ許さなかった。今大会は10打数7安打、8打点と絶好調だ。

ソフトバンクの斐紹
2010年12月9日デイリースポーツ紙面
ソフトバンク斐紹と楽天・西田のトレードが成立 斐紹「正直びっくり」

 ソフトバンクと楽天は11日、ソフトバンク・斐紹捕手=あやつぐ=(山下斐紹)と楽天・西田哲朗内野手の交換トレードを発表した。楽天の安部井チーム統括本部長は、「斐紹選手は身体能力が高く、打撃力の高い捕手で、逆方向にも長打を打てる選手です。守備面ではスローイングも強く、捕手としてのベース周りの動きも良いものを持っています。これからまだまだ伸びる選手」と補強理由を説明した。

ソフトバンク斐紹と楽天・西田のトレードが成立 斐紹「正直びっくり」

 重複指名となった斎藤佑樹の外れ1位として入団。2015年より登録名を「斐紹(あやつぐ)」として、プロ通算7年で37試合に出場。今季は1試合の出場にとどまっていた。11月に楽天へのトレードが決まった。

【2005年・西武高校生1位】平安・炭谷銀仁朗

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