「春季高校野球・東京大会４回戦、日大三４－３東海大菅生」（４月１０日、ダイワハウススタジアム八王子）　今秋ドラフト候補左腕・桜井周斗投手（３年）が今大会初登板。６球団のスカウトの前で、八回途中５安打３失点（自責１）。直球は１４２キロを計測、決め球のスライダーで８三振。阪神・畑山チーフスカウトは「いい投手なのは分かっている。やはりスライダーはいい」と評価した。

　「高校野球・練習試合、日大三７－０三浦学苑」（７月４日、日大三グラウンド）　日大三の今秋ドラフト候補コンビ、桜井周斗投手と金成麗生内野手（ともに３年）が４日、練習試合の三浦学苑戦に出場。７球団のスカウト陣の前で好投＆一発締めのそろい踏み。桜井は五回に右中間へ高校通算３１号の満塁弾。投げては１４５キロを計測して２回１安打無失点、４奪三振。中日・中田スカウト部長は「桜井は技術が素晴らしい。楽しみ」と称賛した。

　「春季高校野球神奈川大会・準決勝、横浜１０－０星槎」（４月３０日、サーティーフォー保土ケ谷）　プロ注目右腕の星槎・本田仁海投手（３年）はこの日最速１４５キロを計測したが７回１０失点。「直球もスライダーも何も通用しなかった」と完敗を認めた。それでも今大会は投球回数を上回る三振を奪った右腕。日本ハム・山田スカウト顧問は「直球の質と角度がいい。外角低めにきっちり投げられる高校生はなかなかいない」。