「春季高校野球・東京大会4回戦、日大三4-3東海大菅生」(10日、ダイワハウススタジアム八王子)
4回戦が行われ、今春センバツ出場の日大三が準々決勝に進んだ。今秋ドラフト候補左腕・桜井周斗投手(3年)が今大会初登板。6球団のスカウトの前で、八回途中5安打3失点(自責1)でしのぎ、勝利に貢献した。
直球は142キロを計測し、決め球のスライダーで8三振を奪った。終盤のスタミナに課題は残ったが、昨夏西東京大会準決勝で敗れた相手に雪辱し「序盤は直球をコースに投げて打ち取れた」と納得顔。阪神・畑山チーフスカウトは「いい投手なのは分かっている。やはりスライダーはいい」と評価した。