【ボストン共同】米大リーグ、ヤンキースの黒田博樹投手は12日、プロ野球阪神の金本知憲外野手が今季限りでの現役引退を表明したことに「実感が湧かない。ここ何年かけがで苦しんでいたと聞いていたが、ここまで心が折れることなくやって来られたのも金本さんだから」と驚きを交えてコメントした。

　広島時代の先輩。金本が阪神に移籍後はエースと主軸打者として戦った。「怖いイメージの先輩で、当時は金本さんに認められたいという気持ちが強かった。対戦すると技術以上のものを感じる４番バッターだった」と強い敬意を表し「まだＤＨならプレーできる。（引退を）思い直してみては」と話した。