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楽天・嶋が名スピーチ「見せましょう底力を。ともに頑張ろう、東北」

笑顔で募金活動を行う星野監督と梨田監督(右)=札幌ドーム
 【2011年4月3日付デイリースポーツ紙面より】
 東日本大震災の被災地の復興へ向けた支援を目的に、プロ野球の慈善試合6試合が2日、各地で行われ、6球場で約5万人を集めた。各球場では試合前に球場前で監督、選手が募金を呼び掛けるなどの募金活動を実施。試合前には黙とうをし、選手は喪章を着けプレーした。

 また東京電力管内では節電も実施された。横浜スタジアムは大型ビジョンなどを使用せず通常の1試合あたり6000キロワット時を4300キロワット時に。神宮球場もLEDスコアボードの輝度を落とし、場内コンコースや各諸室のランプを間引き1試合あたり約3000キロワットを約1860キロワットにとどめた。

 被災地の仙台を本拠地とする楽天の嶋選手会長が、試合前に日本ハム・田中選手会長と並んであいさつ。「日本中が震災を受けた方を全力で支えようとしています。今、スポーツの域を越えて野球の真価が問われています。見せましょう、野球の底力を。見せましょう、野球選手の底力を。見せましょう、野球ファンの底力を。ともに頑張ろう、東北。支え合おう、日本」―。

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