広島・岡本駿 筋トレ奮闘中「もうへろへろ。部屋帰ったらすぐ寝てしまった」 九回完投の筋力と故障防止へ筋肉増量計画

 広島・岡本駿投手(24)が1日、大野練習場での秋季練習後に取材に応じ、5日からの秋季キャンプで鋼の肉体を完成させると意気込んだ。筋肉増量計画を立て、体重を89キロから92キロまで鍛え上げて増やすことでケガに強く、長いイニングを投げ抜く力を付ける。来季こそ1年間、ローテを守るために自分に厳しく、土台作りに励む秋とする。

 自らに課すハードルは高い。岡本が目指すのは、89キロの体重を体脂肪は増やさず、筋肉量だけで92キロまで増量させる計画だ。九回まで投げ切れる筋力とケガをしない体を手に入れるために、腹をくくった。

 「学生時代を含めても、今が一番きつい」。秋季練習での筋力トレを終え、つぶやいた。1軍と同様に、2軍も日ごとに各部位を決めた筋力トレを実施。「昨日(10月31日)は、もうへろへろで。部屋に帰ったらすぐに寝てしまった」と苦笑いを見せた。

 5日から始まる日南での秋季キャンプは、例年と比べ実戦が少ない。チーム全体のテーマは土台作り。自身も「(シーズンが進むにつれ)出力が落ちている部分もあった。九回まで投げられるような筋力が必要」と自己分析した。

 飛躍と悔しさが交錯した今季。先発に転向し、開幕からローテの一角を担い、前半戦だけで6勝。初めて球宴にも出場した。それでも夏場から徐々に失速。8月6日・巨人戦での先発を最後に、中継ぎに配置転換された。

 「すごく悔しいシーズン。前半戦は良かったけど、後半戦は明らかに力が足りなかった」

 猛暑もあり、徐々に体力が削られた。疲労回復も追いつかず、出力の低下を招いた。9月には右肩の張りを訴え戦線離脱し、26試合で7勝7敗、4ホールド、防御率4・25でシーズンを終了。チームが勝負どころを迎えた終盤戦に、1軍の輪を離れたことは、悔いが残った。

 筋力強化はケガの防止にもつながる。右肩の状態は良好で、投球練習も再開している。国内FA権の条件を満たした床田と森下の状況次第で、来季の先発構想は大きく変化するだけに、岡本にかかる期待は大きい。

 「もっと長いイニングを投げてほしいと言われました。やっぱり、1軍で抑えたい」。覚悟を胸に秘め、極限の自分に挑み続ける。

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス