広島・大瀬良「若い時は特に温かく厳しい叱咤激励いただいた」 池谷公二郎さん追悼「『真っすぐで勝負していきなさい』と」
元広島の投手で、野球解説者の池谷公二郎さんが29日、多発性骨髄腫のため死去した。74歳。1975年は18勝を挙げてリーグ初優勝に貢献。76年は20勝をマークして最多勝、沢村賞などのタイトルに輝くなど、エースとして通算103勝を挙げた。引退後は広島、巨人でコーチを務めた。近年は度重なる病魔に襲われ、闘病生活を送っていた。広島・大瀬良大地投手(35)が池谷さんを追悼した。
マツダスタジアムでの練習後、取材に対応し、「若い時は特に温かく厳しい叱咤(しった)激励をいただいたこともありましたね」と当時を懐かしんだ。
近年は池谷さんが体調を崩すことが多く、対面する機会がなかったが、右腕の心に池谷さんの言葉はしっかりと残っている。「1、2年目に『若々しく、投げっぷりがいいんだから真っすぐで勝負していきなさい』というお話を球場でお会いするたびにしてくださった。それが一番印象に残っていますね」と回顧した。
大瀬良自身、節目の通算100勝まであと3勝に迫っている。カープの初優勝に大きく貢献し、通算103勝をマークした偉大な先輩の教えを胸に、思いを込めて腕を振っていく。
