広島・栗林 先発2年目への強化計画 平均球速UP「威力増しながらコントロールは維持」「あとはフォームも変えたいな」
広島の栗林良吏投手(30)が26日、今オフの強化計画を明かした。先発2年目となる来季に向けて、平均球速アップを目指す。すでに筋力トレーニングと投球フォームの改良に着手。年間を通して安定していた制球力をキープしつつ、打者をねじ伏せることのできる球威を手に入れ、パワーアップしていく。
自らにとって大きな転換点になった今季を終え、取り組むべき課題は定まった。先発に転向し、「平均球速が下降した」と自覚する。際立った安定感にさらなる力強さを-。栗林は「チーム方針と同様、筋力をアップしていければ。あとはフォームも変えたいなと思っている」と先を見据えた。
抑えから先発に転向して迎えた今季は開幕ローテにも入り、19試合の登板で7勝6敗、防御率2・89。1安打完封勝利を2度、マークするなど活躍した。一方で直球の平均球速はリリーフだった昨季が約148キロで、今季は約143キロだった。
与四球数は昨季、今季ともに18で、イニング数は2倍以上増えたにもかかわらず変わらなかった。この点を右腕は「自分の今年良かったところ」と自己評価。「威力を増しながらコントロールは維持できるように」と力を込める。
現在は、秋季練習に参加していないものの、マツダを拠点に練習中。球団主導でのウエートトレーニングに日々取り組んでいる。投球フォームは左足を上げた際に止めていたものを、止めずに投げるものへと変更中。「感覚はすごく良い。だいぶ投げられる感じがある」とうなずいた。
疲労も「全然ない」と表情も明るい。充実感を漂わせながら、レベルアップに注力していく。
