広島・中村奨成が先制&V打!末包が同点3ラン マツダスタジアム有終星で最後の意地!虎の目の前での胴上げを阻止
「広島6-4阪神」(3日、マツダスタジアム)
これがカープの意地じゃ!広島が今季本拠地最終戦で勝利し、阪神の目の前でのリーグ優勝決定を阻止した。序盤に3点のリードを許す苦しい展開も末包昇大外野手(30)が同点3ランを放ち、八回には中村奨成外野手(27)が決勝の適時打。一丸で首位チームを倒し、満員に膨れ上がったスタンドを盛り上げた。
一塁へ走る中村奨が拳を握る。4-4の八回に生み出された勝ち越し劇。チームは“目の前胴上げ阻止”で一つになった。今季本拠地最終戦、マツダが熱狂した。
「本拠地で最後、こんなにもお客さんが入ってくれたので」と中村奨。鯉党の大声援がナインの背中を押した。この日は相手ファンで多くの席が埋まることが想定されていた。そんな中で、ふたを開けてみれば、右翼席を中心に、スタンドは赤く染まる部分が目立った。末包は「カープファンの皆さんがたくさん入っている中で、阪神の胴上げは見せられない」と闘志に火をつけていた。
試合は中村奨が先制打と決勝打を含む猛打賞の大活躍。二回に右前への先制適時二塁打を放つと、同点の八回には中前への勝ち越し適時打とした。「なんとかしたいと思っていた。阪神の優勝が決まるかもしれない試合だったので、阻止したい思いがあった」と言葉に力を込めた。
劣勢は大砲が跳ね返した。逆転を許し、3点のビハインドを背負った直後の三回には末包が才木の直球を粉砕。左翼席への同点2号3ランを放った。本拠地最終戦で生まれた自身の今季本拠地初本塁打に、表情が緩んだ。
いろいろあった今季。カープに関わるみんなが笑顔になる形で広島での戦いを締めくくった。
