広島・モンテロ来日初10号!阪神戦5発目&対戦打率・386 ファビアンと助っ人2桁弾コンビはエルドレッド&バティスタの17年以来

5回、ソロを放つモンテロ(撮影・山口登)
5回、ソロを放ったモンテロ(右)はファビアンと抱擁を交わす(撮影・北村雅宏)
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 「広島1-8阪神」(16日、マツダスタジアム)

 広島のエレフリス・モンテロ内野手(28)が、来日2年目で初となる2桁本塁打を達成した。五回に相手先発・伊原から10号ソロを左翼席へ。阪神戦は今季5本塁打目となる一発を放ち、“虎キラー”ぶりを証明した。チームは終盤に守備の乱れも絡んで大敗し、開幕カード以来の3連勝を逃した。

 ドデカい一発を左翼席上段へたたき込んだ。モンテロは打った瞬間に本塁打を確信。軽快なサイドステップを踏みながら、打球を見送った。来日2年目で自身初の2桁本塁打を達成。「追い込まれたけど、いい反応でコンパクトに捉えることができました」と、納得の表情を浮かべた。

 2点を追う五回だ。先頭で相手先発・伊原と対峙(たいじ)。カウント1-2から内角の143キロを完璧に捉えた。8月6日・巨人戦(マツダ)以来となるアーチは飛距離約130メートルの特大弾。本拠地の大歓声を背に受けながら、悠々とダイヤモンドを一周し、仲間とハイタッチを交わした。

 “虎キラー”ぶりが心強い。阪神戦は今季5本塁打目。同戦は球団別でトップの打率・386と打ちまくっている。チームは昨季、阪神に対して6勝19敗と苦しんだが、今季はここまで8勝9敗1分け。今カードはマツダの阪神3連戦で3年ぶりのカード勝ち越しを達成するなど、互角の星勘定に持ち込んでいる要因の一つにモンテロの爆発があることは間違いない。

 来日1年目の昨季は開幕4番に座るも、3戦目に左脇腹の肉離れを発症して離脱。シーズンを通して自慢の長打力をできず9本塁打に終わった。今季は開幕スタメンから外れるなど、出場機会が限られる中でコンディションを調整。練習をつきっきりで見守るフェリシアーノ通訳は、「体が元気だからプレーに集中できている」と分析し、「モンティはもっと打ちたいと思っている」と、ここからさらに本塁打を量産する予感を感じ取っている。

 相棒のファビアンはすでに2桁本塁打を達成しており、球団の助っ人が2人同時に2桁アーチをマークするのは、17年のエルドレッド(27本)&バティスタ(11本)以来9年ぶりとなった。仲良しドミニカンコンビが、シーズン終盤も赤ヘル打線をけん引する。

 チームは開幕カード以来の3連勝を逃し、再び借金は18に膨らんだ。試合後、モンテロは厳しい表情を崩さず、大敗の悔しさをにじませながらロッカールームへと歩を進めた。3位・ヤクルトとは6ゲーム差。18日から1ゲーム差で追う5位・中日と本拠地で3連戦を戦う。好調な助っ人が次戦こそ勝利につながる一打を放ち、ヒーローになる。

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