広島・坂倉V10号!2年ぶり2桁弾 二回に30打席ぶり安打「どうせ打てないんだったら振り回してやろう」開き直って左翼席へ

6回、左越えに勝ち越しソロを放つ坂倉。投手伊藤将(撮影・山口登)
6回、勝ち越しソロを放ち、ナインとタッチを交わす坂倉
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 「広島2-1阪神」(18日、マツダスタジアム)

 開き直った広島・坂倉将吾捕手は強かった。「どうせ打てないんだったら振り回してやろう」。トンネルに入り込んでいた男は二回に右越えの二塁打で30打席ぶりの安打を記録すると、六回には決勝の勝ち越し10号ソロ。チームに「迷惑をかけた」と語る4番が復調を印象づける活躍を見せた。

 1-1の六回先頭。フルカウントからの直球を強振した。高々と舞い上がった打球は左翼席へ。ボールを歩きながら見つめ、一塁へと走り出した坂倉は「3-2まで持っていけたので塁に出られたらなと思って、集中していました」と汗を拭った。

 試合前の時点で8日・ヤクルト戦の4打席目から29打席連続無安打だった。7月は逆転サヨナラ弾を放った試合もあったが、月間打率は1割台。状態は「急には上がらない」と受け止め、練習では地道にフォーム改良などに取り組んだ。

 これで2年ぶりの2桁本塁打に到達。この日の一発は今季初めての左翼方向への本塁打にもなった。逆方向にも強い当たりを生み出し、「暑いけど、フィジカル的にはすごく良い状態でトレーニングもできていて、強く振れた結果だと思う」と手応えをにじませる。

 「一戦ずつ集中して、1打席ずつしっかり結果を残したいなと思う」と坂倉。4番としての責任感もたぎらせながら、打線の中心であり続ける。

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