広島・名原 30日から初のDeNA戦「チャレンジャー精神で。気持ちだけは負けないように」 27試合で打率3割キープ中

 広島の名原典彦外野手(26)が29日、貪欲なチャレンジャー精神を胸に30日からのDeNA戦に臨むと意気込んだ。DeNAとの対戦は、これが初めてになる。27試合で打率・304を記録しており、今やチームに欠かせない存在。他球団のマークが厳しくなるここからの戦いへ向け、自身の原点を貫く決意だ。

 すでにセ・リーグの4球団との対戦を終えた。30日から臨むDeNAは、セ球団最後の相手。名原は「チャレンジャー精神で。気持ちだけは負けないようにしたい。いつも言っているように、気合と根性で頑張りたい」と力を込めた。

 1軍の舞台で確かな足跡を残してきた。プロ初出場初スタメンだった5月22日の中日戦(バンテリン)から、全試合でスタメン出場中。27試合中、無安打だった試合は6試合。連続無安打試合は、最長で2試合しかない。高い修正能力と適応力でコンスタントに安打を重ねる日々。それでも「野球のことを考えなくてもいい日があるくらい、余裕のある選手じゃない」と言い切る。

 1軍で結果を出せば当然、研究される側になり、相手スコアラー陣から丸裸にされる。マークは厳しくなり、弱みがあれば徹底的に攻められる。

 名原自身は、その現実を誰よりもシビアに捉えている。「1軍はすごい投手ばかり。甘い球はそう来ない」。生き残りをかけた勝負が、ここからさらに厳しくなると腹をくくる。

 だからこそ、日々の準備を怠らない。試合の翌日には、打ち取られた打席の映像を見返し反省を重ねる。凡打した打席と徹底的に向き合うことで、次の打席への「引き出し」に変えていく。

 28日の阪神戦(マツダ)で言えば五回の右飛と、七回の左飛を反省した。

 「やっぱりフライを上げてしまったので。(七回の)最後の打ち取られ方とかも、もう少しできたんじゃないかと思う。打てない球だったら、ファウルにできたんじゃないかなとか考えます」

 一方で、投ゴロに終わったものの8球粘った初回の打席には、手応えを口にした。

 「追い込まれて安打を打てるような選手では、まだない。追い込まれた後、低めの変化球に食らいついてゴロを打てた。アクションを起こせたのは僕の中では100点」

 現在は5試合連続で1番を任されている。流れを呼び込む重要な役割だ。安打ではなくても、球数を投げさせたり、相手の状態を後ろの打者へ伝えたりして貢献する構えだ。

 初対戦のDeNA投手陣が牙をむいてきたとき、「自分の体がどう反応できるか、楽しみ」と言って顔を上げた。新潟の地でも変わらず、泥くさく全力で、名原が打席に立つ。

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス