広島・高 七回2死走者なしから痛恨4失点 「あれが全てだと思う」戸郷への四球 「反省して次に生かさないと」

 「広島3-7巨人」(23日、マツダスタジアム)

 ジェット風船を手に持つ鯉党からはため息が漏れた。2点を追う七回、3番手としてマウンドに上がった広島・高太一投手が誤算だった。2死走者なしからの4失点。登板前の時点で防御率0・84を誇っていた男がまさかの投球となってしまった。チームは3連勝と4位浮上を逃す結果になった。

 高は「あれが全てだと思う」と険しい表情で悔しさをあらわにした。目を向けたのは七回2死での投手・戸郷への投球。全て直球を投げ込むも最後はフルカウントから四球を献上した。そこから満塁のピンチを迎え、泉口に走者一掃の適時打を浴びるなど、計4失点となった。

 今季25試合目の登板で失点したのは、この日も含めて3試合しかない。新井監督も「言わなくても分かっていると思うので、また頑張ってもらいましょう」と責めることはなく、背中を押した。ただ、高自身は「反省して次に生かさないと、1軍にはいられない。とにかく生き残るために、こういう投球はもうしないようにしたい」と語り、唇をかみしめた。

 試合全体を見渡すと、2度の満塁機をつくりながら12残塁で計3得点。三回には二塁手・菊池の一塁への悪送球から先発・玉村が2点を先制され、試合の主導権をつかめなかった。勝てば、4月17日以来の4位浮上だった一戦で黒星。連敗は避けたい。

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