テレビ新広島・梶谷羽奈アナの印象に残るスポーツ取材とは 「信頼関係を築くって、こういうことなのかなと」鯉戦士からの言葉で実感
広島で活躍するアナウンサーを紹介する新企画「ぶちええ話-地元アナ“広島愛”叫ぶ-」。第3回・番外編はテレビ新広島の梶谷羽奈アナウンサー。現在は毎週土曜夕方に放送の『全力応援 スポーツLOVERS』でMCを務める中、スポーツ取材を通して得たものとは-。
-印象に残っているスポーツ現場での取材は?
「昨年、(カープの2軍が試合を行う)由宇に取材に行って、支配下に昇格する直前の前川(誠太)選手をインタビューしました。支配下昇格後、1軍に上がってこられていて、マツダスタジアム裏の選手通路で話を聞きに行ったのですが、前川選手から『由宇で話を聞いてくれた方が、1軍に上がってからも、わざわざ話を聞きに来てくれたのがうれしい』と言ってくださって。取材の中で信頼関係を築くということは、こういうことなのかなと。そこでようやく実感できました。この経験から選手の皆さんと信頼関係がつくれる、話を引き出せるアナウンサーになりたいなと改めて思いました」
-学生時代はスポーツを見たりする機会も多くはなかった。
「本当に現地観戦もしたことがなかったですし、実家のテレビでスポーツがついてることもほとんどありませんでした。弟がサッカーをやっていたので、弟の試合を見に行くぐらいで…。プロスポーツというものに触れてこなかったんです」
-入社までスポーツとの関わりが薄かった中、今スポーツ取材を通して感じていることは。
「私が今まで生きてきた中で触れてこなかった世界だからこそ、たくさん知らないことがあって、吸収できているなと感じています。競技として、野球はもちろん知っていたけど、取材することで選手に対する解像度が上がるというか…。スポーツを取材するというよりは、そこに全力を注いでいる『人』を取材するという気持ちになっていて、すごく楽しいですね」
-現在は休日にスポーツ観戦に行くほどのスポーツ好きに。取材もするようになって、ファンとして見る視点が変わった?
「ファン目線だと、とにかく試合を楽しむことが一般的だと思うのですが、取材をするようになって、選手の皆さんや首脳陣が『どんな思いを持って試合に臨んでいるのか』、『この試合のために、どんなことに取り組んできたのか』が分かるようになってきました。それが頭にある状態で観戦していると、『人』を見ている感覚になります。試合を楽しむというよりも『この人はどんなプレーをするんだろう』、『どんな気持ちを持ってやってるんだろう』と試合を見る中でも考えるようになりました」
-最後に広島の視聴者や読者にメッセージを。 「広島はスポーツ王国なので、皆さんの日常の中にスポーツがあると思っています。その日常の中にあるものに携われることが、私はすごくうれしいです。皆さんの日常を少しでも彩れるような情報を伝えていきたいです。スポーツからやる気や元気をもらっている方はたくさんいらっしゃると思うので、私はそのパイプ役として皆さんに届くように頑張っていきたいと思います」
