広島・玉村 魔の七回「1点を守りにいってしまった」 2死から連続四球→逆転2点適時二塁打浴びる 降雨中断に適応も
「楽天2-1広島」(12日、楽天モバイル最強パーク)
誰も責めるものはいない。降雨による40分の中断も挟んだ難しい条件のマウンドで広島の先発・玉村昇悟投手は奮闘した。7回3安打2失点。だが、攻撃陣の援護は乏しく、逆転されて2敗目を喫した。「1点を守りにいってしまった」と悔やんだのは七回2死からの投球だった。
1-0で迎えたこの回、先頭に安打を許すも次打者を併殺に仕留めて理想的な形でピンチの芽をつんだかに思われた。しかし、ここから佐藤、浅村に連続四球。得点圏に走者を置くと、村林に左中間を破られての逆転2点適時二塁打を浴びた。
「それまで大胆にいって良かったものをゲッツーが取れて、守りに入ってしまった」と左腕。わずかな隙を見逃してもらえず、辛酸をなめた。「四球を2つ出しても代えられずに任せてもらえた。そこに結果で応えたかった」と肩を落とした。
この日は序盤から内角を積極的に突いていく強気の投球を披露。三回の降雨中断も、「逆にそれまでが微妙だったので修正していけた。良いきっかけにはなった」と苦にすることなく、適応力を発揮していた。
それだけに悔しさは募るばかり。「次(の対戦相手)は楽天ではないけど、やり返したいなと思っている」。燃える闘志を消すことなく、次回登板を見据えた。
