広島悪夢 栗林抹消へ 初回17球で降板「最初は『つった』という感じ」新井監督明かす「報告では過去にも痛めた箇所」
「中日6-2広島」(22日、バンテリンドーム)
まさかの事態に球場全体がざわついた。顔をゆがめ、広島先発・栗林良吏投手がベンチに下がっていく。右脚内転筋の違和感でわずか17球での降板。最終的に2/3回を3安打4失点(自責点2)で今季2敗目を喫した。試合後に報道陣の取材に応じ、「自分自身としてはあそこを抑えたかっただけなので。それで抑えられず、あの失点が今日の負けになった。そこだけですかね」と悔しさをかみしめた。
初回のマウンドに立った右腕は2死二塁から4番・細川に四球を与えた。その際、右脚に違和感を感じ、自ら球審に申告する形でベンチへと小走りで下がっていった。その後、マウンドに戻って投球を再開したが、阿部と石伊に連続適時打を浴びた。ここで投手コーチとトレーナーがマウンドに歩み寄ってきて、緊急降板となった。
新井監督は「最初は『つった』という感じだった。本人は『行ける』ということだったので、行って。やっぱりちょっとどうかなという感じだったから代えた」と説明。トレーナーからの報告では過去にも痛めた箇所だという。今後については、「病院に行った上での判断。いずれにせよ(登録)抹消になると思う」と明かした。
栗林は今季から先発に転向し、すでに2完封をマーク。試合前の時点で防御率はリーグ2位の0・78だったが、この日の登板を経て1・15になった。ここまでエース級の働きをしていただけに長期離脱は避けたい。
